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京都支部

京都支部 クリスマス祝会ご報告(2019年12月14日)

2020.02.19 更新
京都支部 クリスマス祝会

開催日:令和元年(2019年)12月14日(土)
会 場: からすま京都ホテル
出席者:36名

 恒例の京都のクリスマス祝会は、今回から、京都市内の中心地、四条烏丸の交差点をくだった、からすま京都ホテルで開かれました。
今年も、京都をはじめ、神戸、西宮、大阪、奈良など各地から、常連さんや久しぶりにご出席の方々など、たくさんの校友、会友にご一緒いただき、旧制女学校から大学、短大と、幅広い年齢層のOBOGが集う、賑やかな祝会となりました。
 また、今年6月の総会、そして12月のクリスマス祝会から、会場がバリアフリーとなったことで、お足許が不自由で、手押し車や車椅子をお使いになる会員の方々にも安心してご参加頂くことができて、校友の和やかな輪が広がりました。

 今年もクリスマスに元気で集うことができた感謝と、この祝会に来たくても来られない沢山の会員にも主の祝福がありますように、支部長から祈祷が捧げられ、全員で賛美歌109番「きよしこのよる」を唄いました。

 今年のキャンドルトークは、新たな元号の『令和』について、日本古典に造詣が深い今井様(昭26年女専国文科卒)から「令和源流考」と題してお話し頂きました。
曰く、「年号は大化から始まりました。大化の改新の前、日本には声の文化がありました。推古天皇、聖徳太子の少し前の頃、外国から文字が入り、情報が入ってきました。日本の声はあくまでも情、一方、文字は理屈、情で表された日本の言葉を、理屈の漢字でどう翻訳したか、それが萬葉集。大化の改新の頃に文字が海外から来て、僅か200年程の間に、当時の為政者達は消化することが出来たのです。 

 令和の元号は、萬葉集から採られたとのこと。萬葉集は、民衆から天皇までいろいろな方々の声の文化で伝えられてきたものを、外来の文字で綴って編集された歌集で、8世紀半ばに大友旅人が息子の家持、そして山上憶良と一緒に作り上げた日本最古の歌集です。令和は、その萬葉集の巻の五、梅の花見の宴から持ってこられました。即ち、梅花の歌32首<併せて序>、序とは、これはこういう歌ですよという解説。原文は全て漢字で、その一部を読み下すと『天平2年(730年)正月十三日に、帥(そち)の老(おきな)の宅(いえ)に萃(あつ)まりて、宴会の申(ひら)きき。時に、初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫ず。以下略』、出典:『萬葉集』巻五「梅花三十二首(序を并せたり)」。
 平易に言うと、「天平2年の正月の十三日に、大宰の帥の大友の旅人卿の邸宅で宴会を開きました、折しも初春の正月のとても良い月(令月)で、気は淑く、風は和やかで、梅は鏡の前の白粉のように白く咲いて、蘭は匂い袋のようによく香っていましたよ…。』
「令和」は、この「令月」と「和やか」という言葉から採られたとのことです。
 さて、4世紀の中国の東晋時代に、書の神様と言われる王羲之が、三月に蘭亭で催した曲水の宴で作った詩編の序『蘭亭序』に、『是の日(春の日)や、天朗らかに気清く、惠風(けいふう)は和らぎ暢(の)ぶ』という一節があります。
 また、6世紀の中国の南朝時代には、梁の照明太子が編した、中国で一番と言われる詩文集『文選』巻十五 張衡作「歸田賦」に、『仲春の令月、説きは和し、気は清む』という一節があり、「令月」と「和」の言葉がもちいられています。
 古代中国では、水辺で禊(みそぎ)をする風習があり、更に禊とともに盃を水に流す宴が行われ、其の後、流れのふちに居る人が、流れてくる盃の通り過ぎるまでに詩歌を読むいわゆる「曲水の宴」が催されるようになりました。『萬葉集』「梅花の宴」は4世紀の『蘭亭序』の形式を踏んだとされ、また、その序文は、6世紀の『文選』の詩文から採られたという説もあります。萬葉集を作った大友旅人達は、『蘭亭序』や『文選』を深く学び、この両方の言葉を日本の文字の文化の中に取り入れていったと考えられます。そして、この萬葉集で別々に使われている「令月」と「和」という言葉をくっつけて「令和」というオリジナルの言葉を作ったのは、21世紀の日本人、今の私達です。
 日本の古くから続く声の文化が文字の文化になって、そこに伊勢物語、源氏物語、平家物語など沢山の物語が生まれ、平安朝の人々はそれらの物語を文字で読みました。そして室町時代になってその文字文化を声の文化に還元した人こそ、世阿弥です。世阿弥は、文字文化を再び日本古来の声の文化に還元し、それを謡い、舞い、それに対して人々は日本古来の情と、理屈である漢字の、両方を味わうという、正に日本独特の伝統文化芸能を作り上げました、それが能楽、お能なのです。私達は、この令和の源流を考え、神代の昔から脈々と息づいている声の文化に接していることをあらためて思います。
 この令和を外務省は「Beautiful Harmony」であると諸外国に発信しました。美しい調和、私共、青山学院京都校友会はこの令和=美しい調和の時代のなかで、これからも校友の絆を深め、また広げて参りましょう。」今井様、ご講話ありがとうございます。

 続いて、出席者全員でジングルベルを高らかに歌いました、今回も、AKEガールズの皆さんのリードにサンタボーイズが歌詞カードを支えるコンビネーションです。

 クイズのプレゼントは今年もメンバー最高齢の北川先生(昭和15年 高等女学部卒)の「とんち読本」で<何と読むのでしょう>。設問はすべて先生から頂いたとのこと、
最初は初級で「いすか ⇒ すいか」、「いぐとあるらん ⇒ とらいあんぐる」、先生の頭脳明晰さにはいつも驚きですが、会場からいち早く正解が返ってきたのにも驚き、ご褒美に飴ちゃんが配られました。先生、来年もよろしくお願いいたします。

 次は、「とんち読本」のラストの難問2題です

            (お答えは、この報告の最後に出ています。)

 続いて歌と踊りのプレゼントは、AKEガールズの皆様による『カレンダーガール』、ニール・セダカのヒット曲、今年1年間のいろんなことをこの曲に載せて振り返りましょう。神戸マダムSさんの素敵な振り付けとFさん、Hさん、Oさん、Sさんらガールズの皆さんのとっても華やかなステージと懐かしい曲に気持ちがとっても若返ります。

 こちらも恒例の、若手代表のS副支部長の旅のアルバム、お仕事で世界中の取引先を訪ねて回っておられますが、今年は長期の休暇期間中に訪れた北欧から東欧諸国、そして米国ではルート66を辿るなど、数々の得難い体験をご披露頂きました。

 讃美歌312番「いつくしみ深き」を、支部一番の若手のAさんのリードで唱和したあと、京都の校友会で受け継がれている青学ペナントを掲げて全員で記念撮影です。

 第二部の開宴に先立ち、K顧問から、波切不動尊(左京区一条寺)に掲げてある言葉、「ボケたらあかん、長生きしなはれ」をご紹介頂きました、「年を取ったら出しゃばらず、憎まれ口に、泣きごとに、人のかげ口、愚痴いわず…」思わず納得、早速一条寺に出向きたくなる面白い御挨拶に続き、皆様のご健康とご多幸を祝して乾杯いたしました。






 お待ちかねのプレゼント交換、今年もサンタボーイズの皆さんがフットワークを活かして会場を盛り上げて下さいました、感謝です。





 今年も京都のメンバーに加え、遠方から京都のクリスマス祝会にご出席下さった沢山の校友の皆様に心から感謝です。初参加のTさん(昭29年経済卒)は奈良から、昭和20年代卒業の皆さんと思い出話に華が咲き、「あんなに華やかで楽しい学校で10代の4年間を過ごせたこと誇りに思います。」仲間の輪が広がるって本当に素敵な事ですね。


 AKEガールズとサンタボーイズの皆様、今年もお手伝いに感謝です。
 そして全員で賛美歌405番「かみともにいまして」を斉唱、S副支部長から、本日お集まりの皆様のご健康と来年の再会を約して楽しいひとときの集いはお開きになりました。
 皆様のあたらしい年が良い毎日でありますように、またお会いしましょう。

※「とんち読本」の回答です、左はなかなかの難解、右は昔懐かしい日本語英語でした。
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