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千葉県東葛支部

〜ウォーキングの健康効果について〜

2018.03.22 更新

1.日本人の健康寿命の現状

 日本人の平均寿命と健康寿命の差「不健康な期間=何らかの介助、医療が必要な期間」は、厚生労働省の2016年の推計によれば次のとおりです。

  平均寿命  女性約87.14才 男性約80.98才
  健康寿命  女性約74.79才 男性約72.14才
  要介助期間 女性 12.35年 男性  8.84年

 このように、平均すると女性で12年、男性で9年も何らかの介助等が必要な現状が分かります。
 この要介助期間を短くするために最も有効であると考えられているのがウォーキングなのです。
 また、ただ歩くのではなく、速歩きを取り入れることが一層効果的であることが分かっています。

 なお筋肉量は何もしないと1年間で1%減少しますが、高齢者でも運動をすれば筋肉量を増やすことができ、そのためには、ウォーキングなどの運動に加えてストレッチにより可動域を大きくすることも重要です。

(参考:NHK Eテレ「チョイス@病気になったとき 健康寿命を延ばす運動術」)

2.ウォーキングの健康効果

 8000歩以上のウォーキング、うち20分以上の中強度の運動を週に4日以上実施することが望ましいと言われています。
 中強度の運動とは、なんとか会話ができる程度の運動が目安で、これを速歩(そくほ)で実践します。
 8000歩と20分は積算すればよく、買い物や通勤などこま切れの時間を利用してもよいのです。

 このウォーキングによる健康効果を具体的に検証したデータがあります。
 次の表は、東京都健康長寿医療センター研究所が、歩数・中強度運動と病気予防の関係を調査した結果を示しています。
群馬県中之条町での十数年間にわたる"奇跡の研究"から)

 歩数/1日 中強度(分) 予防効果→運動なしの十分の一以下
 2,000  0     寝たきり
 4,000  5     うつ病
 5,000  7.5   脳卒中 心臓病 認知症 要介護
 7,000  15    動脈硬化 一部のがん 骨粗しょう症
 8,000  20    糖尿病 高血圧 脂質異常症
 10,000 30    メタボリックシンドローム

 ウォーキングが各種の深刻な病気を十分の一以下に減らすという画期的な研究結果が示されています。

※たくさん歩くほどよいというものではありません、日常的に強い疲労感を覚えるほど歩くのはかえって免疫力の低下などを招いて好ましくありません。無理のない範囲内で徐々に歩数を増やして行くことを心がけましょう。

(YM記)
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