バイリンガルの育て方-国際結婚されたESSOGのLA子育て奮闘談-
〈概要〉
日時:2023年3月11日 13:00〜14:10
登壇者:伊藤葉子さん 1985年卒Spe
(相槌:鈴木日出海1985年卒Spe)
参加:17名
SOE第19回が米国西海岸と結んでとりおこなわれました。
国際結婚された伊藤葉子さん(1985年卒Spe)がLAから、アメリカでの結婚、妊娠、出産から振り返って、さまざまな習慣、文化、そして子育ての工夫をご披露いただきました。
お子さん達を英日バイリンガルに育てるための工夫は、海外で子育てをなさっている方だけでなく、日本で子供の英語教育に苦心されている方々にも大いに思考を深める機会となりました。
特に1982年卒から2018年卒と実に36年間の時間を飛び越えた参加の皆さまは、同じESSの体験をベースにLife Stageは違えどもそれぞれの熱い思いを交換することができました。
1.お住いの カリフォルニア州オレンジ郡アーバイン市
あの大谷翔平も住む全米一安全な街!
2.国際結婚、妊娠、出産
社会制度、医療システム、出産、日本との違いについて
日本は妊娠期間10ヶ月に対してカリフォルニアでは9ヶ月!
Gender Revealing Party パパママには内緒で性別の発表パーティー!
Baby Shower デパート等でほしいプレゼントを事前に登録、まず悩まず、重ならず!
Circumcision in hospital after birth 直ぐに退院が普通!
Birthday party 二つのケーキを用意して、一つを赤ちゃんが ぐちゃぐちゃに!
3.パパは英語しか話せない
日本語を話すとき気を付けたこと
あれこれそれは言わず、言い直しも!
アメリカで日本人学校へも通う!
夏休みの日本帰国と体験入学 日本の公立小学校、中学校へ!
4.Au Pairを日本から雇う
Au Pairという制度を利用し、日本人のシッターさんを日本から雇った!
シッターさんには子供と日本語だけで話してもらう。親が仕事 の間、日本人学校の宿題をみてもらうシッターさんは子供の学 校、カレッジのジャパニーズクラスのボランティアなどもしてい た。
5.今思う事
息子たちは男言葉で話せるレベルに!感謝しているみたい!
プレゼンの後に、海外で同じような経験をされた方や、国内での外国人への言語支援を行う方など、様々な角度から活発にお話がありました。
幅広い世代の方、ESSで同じ経験をした者同士が、互いに啓発し合う有意義な1時間となりました!
追記
終了後に40年ぶりにお会いしたかったお世話になった先輩に会えて本当に嬉しいとメールを頂きました!
(文 鈴木日出海)