4月13日(火)午前10時成田発日航801便が校友42名を乗せて台湾桃園空港へ向かって飛び立ってから約3時間の空の旅を楽しみ憧れの台湾到着時は生憎の雨模様でした。しかし、旅行中で雨はこの時が最後で、その後は雨傘いらずの旅となりました。
桃園空港からは現地ベテラン添乗員張玉英女史(関西弁交じりの日本語堪能)の案内の元、台北101へ。晴天でしたら台北市内は勿論東シナ海まで望めるとのことでしたが、余りにも高いため雲の中で微かに下界が見えるだけでした。ちょっぴり残念!
茶芸館でひと時のティータイム後、宿泊場所ロイヤル台北ホテルへ。市の中心にあり環境の良さとサービスを売り物にしている素晴らしいホテルでした。
その晩は西華飯店内「広東料理悔怡園」で台湾支部長侯先生を囲んでの楽しく美味しい晩餐会で大いに盛り上がりました。侯支部長は80歳を超えておりましたが矍鑠としておりお歳を感じさせませんでした。何とこの方が今回の旅行にも参加されている青山さんと同じ小学校出身と分かり、吃驚でした。
4月14日(水)台北市内観光日で最初は忠烈祠で衛兵の交替式を見、故宮博物館へ。世界最大級の博物だけあり大型観光バスが次々とやってきて館内に吸い込まれて行きます。そんな混雑の中添乗員張女史はテキパキと案内し効率よく見学出来ました。
次は国立歴史博物館へ。何とここは65歳以上は外国人でも無料でした。ここでは故宮博物館とは違い静かにゆっくり鑑賞できました。ここを出て台湾名物カラスミなどを売っている迪化街散策と買い物をし次の観光地行天宮で台湾式の参拝。3本の線香をあげて御参り終了です。昼食はショウロンポーで有名な「鼎泰豊」でアツアツのショウロンポーを堪能しました。その晩はホテルから歩いて数分の北京料理「天厨菜館」でこれでもかと言う美食三昧の宴を終え、前夜行けなかった土林夜市散策組と台湾マッサージ組に分かれて2日目は終了しました。
4月15日(木)待望の台湾の新幹線で高雄まで2時間の列車の旅の日です。日本の新幹線と同じ車両ですが、乗車後グリーン車の乗客におしぼりと飲み物のサービスがありました。それとここでも65歳以上の運賃は半額と言う特典もありました。新幹線の車窓風景は日本のそれと大差がないようでしたが、南下すると田園の様子が変わってきました。この地は3期作も出来るとかで田植えを終わったところや色々の田の景色に出合いました。高雄での最初の訪問地は蓮池潭。ここは中国西湖を模して造られている人造湖で昔は蓮の花が咲き乱れていたとのことですが今は僅かに人の手で植栽されていて花は見ることができませんでした。この池畔にある龍虎塔から池を俯瞰し、近くの屋台の果物屋で台湾果実を少し食べ、昼食の食堂「?之屋」で海鮮料理に舌鼓を打ち、ここで満足感に浸りました。食後胃を鎮めるため九曲橋のある公園に立ち寄り、新幹線で台北に戻りました。この晩の夕食も「彭園」で豪華な食事を堪能しました。
4月16日(金)朝からバスで軍港のあった基隆近郊の九?観光にいきました。金鉱が閉鎖されてから寂れた町になっていたところ、ベネチア映画祭でグランプリを取った「非情城市」の舞台となり再び脚光を浴びるようになった、坂と階段の街です。急な階段の途中にある「阿妹茶楼」で台湾茶とお菓子を体験し2時間余りの散策を楽しみました。ここにも私たちが到着する前は大雨が降っていたようで、階段が綺麗に洗い流されていました。
台北市内に戻り台湾料理店「欣葉」で昼食後、市内最古の「龍山寺」と華西街夜市を散策し、ホテルに帰り、夜の「馥園」でのお別れ食事会まで胃休めの時間を取りました。「馥園」でのお別れパーティの食事は、台湾の古典楽器の演奏の中で楽しく、美味しく頂きました。この店は今回参加された松井さん(奥様)の紹介でした。
4月17日(土)ついに帰国日になってしまい、朝各自ホテルのチェックアウトを済ませ、10時30分バスで名残惜しみながらロイヤル台北ホテルをでました。時間に余裕があったので、再度ショウロンポーの「鼎泰豊」本店で軽く腹ごなしをしてから空港へ向かい、5日間お世話になった添乗員張女史との涙の別れをしました。お疲れ様でした。