2007年3月5日(水) 午前11時成田空港で林団長以下総勢29人がクアラルンプールへ出発。所要7時間余りの飛行でマレーシアに到着。リッツカールトンへ午後10時バスで到着。宿泊。
3月6日(木) 9時専用バスで市内観光が始まる。最初は王宮へ門前に赤い服を着た衛兵が直立不動に写真撮影でご挨拶。マレーシアはポルトガル、オランダ、イギリスとあいつぐ支配を受けたがその後独立を勝ち取った。立憲民主国家になってからは450年歴史を持つ。国立国教寺院へと移動し女性は頭にスカーフをかぶり男性は長ズボンと平常服で寺院の中に入る。回教徒のお祈りの仕方を教わり敬虔な礼拝を行った。国家記念碑では記念写真を撮影。日差しが強く汗をかきながら飲むミネラル水の美味さは格別。感謝!昼食はマレーシア料理でチキンカレー。食後はレイクガーデンバードパークで蘭の花を見る人とバードウオーチングをする人に別れ、ひと時を過ごした。オリエント急行列車20:30 クアラルンプール発バンコック行きの豪華列車に乗る時が来た。2泊3日の旅。夕食21:00 正装した男性はタキシードよろしく、女性はイブニングドレスを着て紳士・淑女が一堂食堂車に会す、ウエルカムパーテイが開かれ食堂車1輌は貸切りのため青学以外の乗客はいない。絢爛豪華な車両のなかで林団長がご挨拶、気賀先生の心強い発声の乾杯で楽しいパーテイが始まった。メニューはフランス料理、子羊のメダイヨン・椎茸のガリーックソテータロイモビュレ、チェンマイチキンヌードル・カレーグレビー、等の贅を尽くした料理で美味しかった。食後はドリンクバーで松井(猛)さんが「ダニーボーイ」の歌を歌い、ピアノニストからは上手と褒められ米国人からも喝采を受け盛り上がった。
3月7日(金) 8:30 バターワース(ペナン島)到着。マラッカ海峡をフエリーで渡り、ペナン観光地ジョージタウンをトライショー(人力車)に乗って中華街、インド街を見学。11:00発 バタワースからカンチャナプリ(クワイ川)へと向かう。
3月8日(土) ミャンマー国境近くのカンチャナプリ駅8:45到着。「戦場にかける橋」で有名なクワイ川にかかるカンチャナプリ鉄橋を見学。クワイ川を船で川下り、ガイド(英国人?)は地図を示しながら旧日本軍が南方へ進出とハワイへ奇襲攻撃について欧米人に語りかけていたのは日本人にはいい気持ではなかった。博物館の展示品は捕虜が強制労働によって使われた道具や写真集が飾られていて日本人には近寄りがたいものであった。入口の看板はDEATH RAILROAD MUSEUMと書いてあった。14:45バンコック駅に到着。列車の旅は終る。バスでシャングリアホテルへ、荷物を確認後ジムトムソンへ買い物に出かけその後さよならパーテイをソンブーン(タイ料理)で行った。
3月9日(日) 朝7時水上マーケット市場へバスで出かけた。8人乗りの小型船で水上運河を楽しむ。バナナ、マンゴなどが実をつけた木は南方特有な景色である。夕食はマンゴツリー(タイ料理)で晩さん会終了後帰国へ。
3月10日(月) 朝6時15分に全員元気に成田空港に帰国。本当にご苦労さまでした。 (執筆者:伊藤照男)