2011年実施するはずだった旅行が、東日本大震災により一年延期された。
モナコからリヨン、ボーヌ、ブルゴーニュ地方と、パリ迄のワイン街道、私にとっては楽しみの旅になった。
5月30日 モナコホテル7Fのテラス・レストランで朝食。大型客船、ヨット、カモメ、美しい景色もごちそうだった。大聖堂、王宮、グランカジノ見学。私はルーレットを楽しむ事ができた。夜、ウエルカムパーティChateau Leoube2008、COTES DE PROVENCE LES FORTS DE LEOUBE を試飲。
5月31日 8時出発、エズは早朝なので、ほとんどの店が閉まっていたが、山の上の景色はすばらしかった。ニース海岸で20分写真休憩。サンポール・ド・ヴァンスでの昼食は、ヨーロッパの季節を感じる白アスパラのオランデーズ風ソース。シャガールの墓、セザンヌのアトリエを見学。Grands Classiques Cotes du Rhone2010をアヴィニヨンにて試飲。
6月1日 アヴィニヨンのサンベネゼ橋を見学、プラタナスの並木が歴史を感じ、すばらしかった。ポン・デュ・ガール、アルルではローマ時代の遺跡を、ゴッホが「跳ね橋」を画いた場所を散策、リヨン迄の300Kmをローヌ河、小ローヌ河を左右にみながらカマルグ、ピンクフラミンゴの里を通り、アルプスの山々、エニシダの黄色が目にやきついた。前日は、オリーブ、ザクロの花々もきれいだった。夕食はポール・ボキューズで修業したシェフの店、パンの真中に大きなソーセージが入ったオードヴル、ワインはヌューヴォーで名前、年号は何もなかった。
6月2日 リオンのホテル、市内一の高層ビル、32Fがフロント、私の部屋は39F、丁度6時、朝日が昇っていくのがとても美しかった。ブルゴーニュ地方のワイナリー、ピュリニー・モンラッシェにて、試飲をしながらの昼食、ワイナリー見学、その後ボーヌへ。ボーヌのワイン市場にて、5種類のワインを試飲、1本買うことにした。ホテルは夫々がムードのある部屋。
私の部屋には果物のサーヴィスがあった。夕食はフォアグラ、旅行社のサーヴィスのワインがとてもすばらしく、満足でした。白 Puligny-Montrachet2009、赤 Bernard Louis Chambolle-Musigny Iercru2008。
6月3日 朝から雨、霞、その後降ったりやんだり、ロマネコンテのブドー畠を見学した時はすごい雨。クロードヴィジョーのシャトー見学、その後リオンさん家族経営のワイナリーを訪れた。5種類のワインを試飲させていただいた。皆さん誇りを持って仕事にたずさわっているのを感じた。5時間掛かってパリに到着。
6月4日 のみの市、サクレ・クール寺院、午後は自由行動。
6月5日 ジヴェルニー、オヴェール、シュル・オワーズ散策。
6月6日 出発迄自由行動、私はオルセー、オランジュリー美術館に行った。パリ→成田直行便で、夫々の想い出と共に帰宅した。
(執筆者:余語悦子)
アルル円形劇場にて
パリ蚤の市散策
モナコ王宮前広場にて
アビニヨンの橋を背景に