11月の第3木曜日ボジョレーヌーボの解禁日でした。少し遅れた11月22日(火)青学会館に於きまして11月例会が開催されました。
気賀健生先生の乾杯により始まりました。
2011年のブドウは小粒で果実がぎゅっと凝縮され、熟成度合いも良く、糖度も高くその出来は素晴らしいヴィンテージと呼ばれる2005年や2009年のように良い出来です。
今年は15L木樽入の代わりにボジョレーヌーボの最上級と称されるタイユヴァンとルロイの各プリムールと樹齢100年超の葡萄樹を贅沢に使い造られた味わい深いプリムール、無補糖のプリムール等、瓶4アイテムを揃えて、飲み比べました。
1)ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール
キュヴェ・オマージュ・ア・ジェラール・カナール
40年以上にわたりボジョレーの世界的大使を務め、今日のプリムール・ブームを作った真の立役者ジェラール・カナール。彼の意思を受け継いだ甥のテイエリーが、樹齢100年超の究極の葡萄樹を贅沢に使い造る味わい深いプリムール。
2)ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール
キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ ノン・シャプタリゼ
樹齢55年以上のヴィエイユ・ヴィーニュを徹底的に選別。プレミアムの名にふさわしい最良の葡萄から妥協せずに造られるわずか1800本の限定品。
3)タイユヴァン(TAILLEVENT)ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー
2011年のブドウは小粒で、ぎゅっと凝縮した果実。成熟度合いもよく、アントシアニンも豊かで今年のブドウの出来は素晴らしいヴィンテージといわれる2005年や2009年のような良好な年です。糖度も高く、そのためアルコール度数も例年より高く感じられます。
4)ルロア(LEROY)ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール
今年のプリムールは、2003年、2005年、2009年の甘みの強い年ではないですが、これらのヴィンテージに次ぐ良い出来で、3ヴィンテージよりも香りが良く立ち、酸の甘みのバランスが非常に良いため綺麗なガメイ種独特のボジョレーらしいボジョレーになっております。
【楽しい飲み比べと懇談】