2021.09.04 更新
教育学科同窓会は2000年9月、教育学科創設50周年を機に発足いたしました。
主な活動としては、講演会の開催、会報の発行、青山キャンパスで行われる大学同窓祭への参加、地方支部の立ち上げと会員相互の交流などがあげられます。
2007年には中国で日本語教師をしている同窓会員の応援と、中国の教育現場の見学をいたしました。
同窓会創立10周年を記念し、2009年にはオーストラリアの教育事情の視察研修を、2010年にはシンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは「日本の教育を考える―学力の低下とその原因―」をテーマに、日本の教育について皆さんと考えを深めて参りました。
2012年には前年3月に発生した東日本大震災の被災地を訪問、あわせて宮城県多賀城市立図書館復興支援の募金を行いました。この募金は青山学院大学ボランティア・ステーションの活動と一体となって行われました。翌年は教育学科同窓会としての活動で、岩手県陸前高田市立図書館支援の募金でした。多くの報道機関で報じられておりますように陸前高田市の施設はほぼ壊滅状態でしたので、市の関係者からは感謝の言葉を頂きました。被災地はその後着々と復興が進められておりますが、まだ道は遠いようです。
また、青山キャンパスで行われる「東日本大震災支援コンサート」に共同参画しており、コンサートは2019年6月には第8回を迎えることになりました。東日本大震災の支援はともすると風化しがちになってしまいます。同窓会では今後も支援の灯を消さないようにしたいと思っております。
いくつかの活動を報告いたしましたが、これからも教育学科同窓会らしい行事を企画していきたいと思っております。
これまで開催した教育学科同窓会主催の講演会は次の通りです。
2021年 演題:New Normal であらためてわかったコミュニケーションの大切さ 〜オンライン開催(大学部会のZOOM利用)
講師 安海将広氏 (国際コーチング連盟マスター認定コーチ)
2020年 コロナ禍のため総会共開催できず
2019年 演題:青山学院大学のこれから
〜「新生青山学院大学の創造」−AOYAMA VISION−に向けての取組
講師 三木義一先生 青山学院大学学長
2018年 演題:歴史の狭間に埋もれた教育界の偉人 〜フリッツ・カルシュ〜
講師 若松秀俊先生 東京医科歯科大学名誉教授 工学博士
2017年 演題:分断と和解 〜いま、キリスト教大学にもとめられているもの〜
講師 伊藤悟先生 青山学院大学教育人間科学部教授
大学宗教主任
2016年 演題:「学校評価」から見えてくる学校・教師・子どもの姿
〜ニュージーランドとの比較の視点から〜
講師 福本みちよ先生 東京学芸大学教職大学院准教授
2015年 演題:馬から学ぶコミュニケーション 〜現代社会と向き合う〜
講師 太田恵美子先生 Equine Facilitated Project代表
2014年 演題:3・11忘れてはいけない事、伝えなければいけない事
〜子どもの行動を通じて−
講師 佐藤圭子先生 陸前高田市立米崎小学校前校長
2013年 演題:3・11陸前高田 〜あの日・そして今
講師 實吉正義氏('66法学部)岩手県陸前高田市観光物産協会副会長
2012年 演題:青山学院大学のボランティア活動の現状
講師 塚本俊也先生 前AGUボランティア・ステーション顧問 大阪大学教授
2011年 演題:Future Focus Mobil Learning-21世紀の教育の方向
講師 萩原伸郎先生 コルベカトリックカレッジ
2010年 〈教育学科同窓会創立10周年記念シンポジウム〉
「日本の教育を考える−学力の低下とその原因ー」
2009年 演題:豊かな学校教育を目指して
講師 坪田耕三先生('71教育学科卒業) 筑波大学教授
2008年 演題:音楽療法の原理と実践
講師 清野美佐緒先生('60卒) 武蔵野音楽大学教授
2007年 演題:マザーグースと幼児英語教育
講師 鷲津名都江先生 目白大学教授
2006年 演題:本の中の少年少女たち
講師 あさのあつこ氏('77卒) 児童文学作家
2005年 演題:子どもが優しくなる3つの質問
講師 石井光先生 青山学院大学法学部教授
2004年 演題:教育学科卒業後の私
講師 佐古忠彦氏('88卒) TBSテレビ NEWS23キャスター
2003年 演題:絵本で考える生と死
講師 山崎翠 和光先生 大学講師 なかよし文庫主宰
2002年 演題:支え合う社会づくりを目指して
〜青少年育成運動から「いのちの電話」運動へ〜
講師 大澤英二氏 山梨YMCA名誉主事 山梨いのちの電話理事長
2001年 演題:「子どもの心がわかる」ということ
講師 佐伯胖先生 青山学院大学教授
2000年 教育学科50周年、同窓会発足