6月初旬、アジサイの淡い紫が目に心地よく、梅雨を迎えんとするほんのつかの間の晴れた休日の午後、獨協大学に東部学生競技ダンスでの後輩たちの踊りを見て参りました。
今回は今牧君と私で観戦しました。
ゆっくりと昼食を取った後、会場に着くと会場の至る所から準決勝を前にした熱い声援が響き渡り3次予選で各カップルが、死闘を繰り広げていました。
激戦の東部戦で皆がどの程度残っているか心配でした。またフルエントリーが出来ているのか?
フルエントリーは2年生から4年生まででどうやら行えたようですが、さすがに準決勝まで残るのは至難の技であったようで下記の皆様だけでした。
団体成績:14位
神原・森本組、3年生。フォックス3位。クイック3位。
昨年2年生のときから東部戦でも準決勝に残っていたので今日はもっと上と期待していましたら見事に期待に応えてくれました。
全3年生の中ではずば抜けての戦績でした。
とにかくあれだけ緊張した雰囲気の中で焦りを抑え、音楽をよく聴いてタイミングとテンポをしっかりと掴んで踊っている姿は見ていて安心、爽快でした。
又、周りは皆4年生という中で落ち着いて踊っていた姿にも感銘致しました。
この成績に奢ることなくさらに頂点を目指してほしい。
3年は守りに入ったらだめでこの勢いを持続するよう攻めの気持ちで過ごして下さい。
韓・松崎組、4年生。パソ12位。
チャチャは残念ながら同決まで。韓さんは連盟の理事長と言う要職にあり、自身の練習も思うに任せなかったのではないでしょうか。
去年の踊りの勢いがなく、カップルバランスがあまりうまくいっていないように見受けられました。
実力はあるのですから次回は踏ん張って下さい。
ラテンの上位で特に感じたのですが女性を躍らせる、また女性自身も踊っているカップルが活躍しているように感じました。
須藤さん(男性)。4年生。シャドー。タンゴ12位。 クイック10位。
シャドーでの上位進出は立派です。去年は勉強不足で須藤さんのことは知らなかったのですが、神原組に負けず劣らず滑らかな踊りを披露していました。今回も後1歩のところで上位を逃したという感じです。ハンディはあるでしょうがカップルでさらに躍りこんでぜひ秋には神原組と2組で競い合う姿を見たいものです。
畑さん(女性)。4年生。シャドー。サンバ4位。
これまた須藤さん同様ハンディを背負いながらの見事な上位進出です。リーダーとの息もぴったりでけれんみのない、リズム感たっぷりの踊りをしていました。日頃の練習の成果でしょう。今回見ているとラテンは圧倒的に抜き出たカップルはいなく審査員の好き嫌いがはっきり出た結果のような気がしました。1位になるのは紙1重です。カップルバランスを考えての練習に励んで下さい。
須藤さん、畑さんのシャドー組には敬意を表します。
他、今回成績を残せなかったカップルもシャドー組がこれだけ頑張れるので、彼らに負けずに夏を乗り切って秋には勝利の喜びを皆で分かち合えるよう練習に励んでください。練習は裏切りません。
全体を通して
※ 東都、6大学の壁がない。
農大、獨協が上位に進出。
特に農大は3種目でチャンピオンを出していました。
→どこかに強くなるポイントがあると思うのですが、
全体を見ていると皆で組織的に勝つ工夫をしているのでは?
※ フォーメーション。
8大学がエントリー。
どこも遜色のない笑顔の絶えない観客を喜ばせる踊りを展開。
→昼休みも食事を取らず熱心に練習する姿に感動。
特に、女子が活発に指導をしている姿が目立った。
※ やはり人数が多い大学が活躍?
→他校はパートナー校をいくつか抱え、その中で競い合いが生まれ、
いかにカップルとなり本戦に出場するか競い合っている。
フォーメーションの女子の指導振りを見ていて特に感じた。
当然のことながら夏休みの過ごし方が秋の活躍に繋がるでしょう。
そして、いつもの言葉で締めくくります。
OBの皆様、時間があれば現役の頼もしい踊り、勇姿を見に行ってあげて下さい。誇らしく、すっきりとした気分で帰路につけますよ。