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シリーズ14 ~わたしと青山学院~ 入江 真理様
2021.04.14 更新
「青学ライフは人生の宝もの」
入学するまで教養学部が神奈川県にあると知らず、初めて下見に訪れた厚木キャンパスへ向かうバスの窓から見えた「マムシ注意」の看板に仰天。
あの時の衝撃は今もはっきり覚えています。
青山キャンパスに移ってからは、授業が終わるやいなや、岡本太郎記念館や目黒の庭園美術館、都立美術館…当時所属していた美術部に届くチケットを手に、あちこちの美術館や博物館を訪れる日々でした。
(スキーサークルのメンバーと大学祭にて 筆者は前列 左から2番目)
特にキャンパスから歩いて数分の根津美術館は建物もさることながら、その奥に表参道の喧騒を忘れたかのような日本庭園がひっそりと緩やかに広がっていました。
窓際のベンチに腰掛け、見上げると、空と樹木を切り取ったように、そのものが絵画のように美しく、自分だけが知る作品のようで、授業の合間に訪れては幸せな気分に浸っていた頃を思い出します。
「私はわたし」帰国子女の友達の積極性、独創性に力を借り、髪型は当時流行っていたPUFFYのスパ イラルパーマでした。表参道に連なるビルのウィンドウガラス越しに、マネキンの間に写る自分の姿は頭ばかり大きくて、今思うとひどく恥ずかしいです。
(美術部とのメンバーと夏合宿にて 筆者は前列右端)
スパイラルビルの中のマーケットで一目惚れし、母の誕生日に贈った、銀色の小さな玉子形のペンダントは今も時折使ってくれているようです。
芸術、ファッション、移ろう美しい街並み…東京でしか得られない何かを懸命に足早に追い掛けた4年間だったような気がします。
振り返ると、あの時の経験が今も私の中に深く生きています。
青学ライフそのものが私の宝物です。
昨年、縁あって知り合った男性と結婚しました。
狩猟免許一年生の彼は、昨シーズンが狩猟デビュー、毎週末のように県内の山に鴨やキジを追う夫に私も同行していました。
20年前、流行の発信地の青山に心踊らせた自分が、今は毎週末のように、山は山でも本当の山に分け入り・・人生って面白いなとつくづく思いました。
今は東京を訪れるのもままならないですが、状況が落ち着いた頃、彼と青山の地を訪れたいと思っています。
(夫の狩猟に同行)
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入江 真理 様 プロフィール
岡山県立岡山一宮高校卒業
2000年 法学部卒業
現在 岡山県庁勤務