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シリーズ30 ～わたしと青山学院～ 入江 万裕美様（1994年文学部卒業）
2021.10.27 更新
わたしと青山学院
2年前の秋、青山キャンパスで開催された卒25周年シルバージュビリー参加のため、久しぶりに上京しました。コロナ前で94年卒が同窓祭に直接参加できた最後の年です。
＜卒25周年 シルバージュビリー＞
ウェスレー像を仰ぎつつ、門をくぐり広がる銀杏並木は当時のまま。購買会や学食のあった建物はオシャレなカフェと新しい学食に変わり、チャペルも建て替えられていました。チャペルでの礼拝後、青学会館での懇親会は立食パーティーで学部を越えた懐かしい顔ぶれが！25年ぶりの再会の校友も多く、お互いに全然変わらないね〜笑、と学生に戻ったように懐かしんだひと時でした。このような機会を与えてくださった学院に感謝の気持ちでいっぱいです。
私の入学した1990年は、紀子様ご成婚ブーム、ティラミスやはちみつレモンが流行りバイト探しはフロムエーの時代です。１,２年時が厚キャンであることは1学年上にいた仏文科の従姉から色々聞いてはいましたが、想像以上の秘境ぶりにびっくり。
最初の1年は学生会館の方が安心と言う両親の勧めで 森の里学生会館に入居し、毎朝ハイキングコース？を登り厚キャンへ。途中、頭上の木から目の前にポトンッと蛇が落ちて来たことがあり、空から蛇が降ってきませんように…と 祈りながら通ったものです。正門をくぐり掲示板のトンネルを抜けるとチャペルと噴水。並木道を通り広がるキャンパス。周辺の緑と同化した美しい景色は今でも強く心に残っています。
授業が終わると皆で江ノ島ドライブをしたり、学生会館を抜け出し横浜中華街へ出掛けたことも。本厚木での女子会やクラコン、映画はデミムーア主演のゴーストが流行り、観た後はケーキバイキングでお茶したりと、厚木ライフを楽しんでいました。
＜サークル合宿 2列目右から3人目＞
2年生で小田急線の喜多見駅近くに転居し、愛甲ダッシュに初参戦。神奈中バスに揺られ30分、これで月曜1限が休校だとがっかりでしたが、次の授業まで芝生でのんびりできたのは、厚キャンならではのことかな、と。
3年次からの青山キャンパス、当時の教育学科は心理学と教職課程があり、母が教師をしていた影響で中高英語の教職課程を選択しました。別の課程に進んだクラスメートと授業で会う機会が少なくなりましたが、たまに学食で会うといつもの女子トークでワイワイ。
＜教育学科女子会 右から2人目＞
＜青キャン 銀杏並木＞
私以外の殆どは自宅生だったのですが、一人暮らしの身には学食が栄養補給の場。ダイエットを気にし軽食で済ませる友人達とは逆に、丼ものやスペシャルランチばかりを食べていたものです。お腹を満たした授業後は歩いて外苑前のバイト先urakuへ。神宮花火大会が見える高層階で当時ジャイアンツの現役選手だった原辰徳さんがよく来られ、話しかけて下さったりしました。
東京って凄いなあ、と思ったものです。
夏休みにはオックスフォードにホームステイして語学学校に通いました。その後、当時のクラスメートだったスイス人の友と互いの国を訪れたり、ブリスベンで一緒にホームステイたりと親交を深め、今もSNSを通じ交流を続けています。
もともと飛行機オタクだったのと、こんな経験がきっかけで航空会社に就職したいと思うようになったのですが不況下、教育実習も重なり厳しいものでした。偶然ジャパンタイムズで見つけたマレーシア航空の求人広告に応募し、運良く採用され約13年間勤務しましたが、仕事帰りにふらっと青キャンに立ち寄ったり、社会人向けの講義を履修したりして卒業後も青学と繋がる機会があったのはとても良い経験です。
＜マレーシア航空のバティック＞
厚木、青山の両キャンパスで学び、そこで得た多くの事は大切な宝物。そして岡山支部で、こんな身近なところに校友の皆さんがいると思うと嬉しくなります。
まだまだ先のことですが、今度は卒50周年のゴールデンジュビリーを無事に迎えれるよう充実した年を重ねていくことが出来ればと思っています。
入江 万裕美様 プロフィール
広島県尾道市出身
1994年 文学部教育学科を卒業。
1994〜2007年 マレーシア航空に勤務。
2007年〜 夫の勤務病院のある倉敷に転居。
現在、中2,小5の息子達の母。
趣味はバラ栽培、ウォーキング、温泉。
2年前の秋、青山キャンパスで開催された卒25周年シルバージュビリー参加のため、久しぶりに上京しました。コロナ前で94年卒が同窓祭に直接参加できた最後の年です。
ウェスレー像を仰ぎつつ、門をくぐり広がる銀杏並木は当時のまま。購買会や学食のあった建物はオシャレなカフェと新しい学食に変わり、チャペルも建て替えられていました。チャペルでの礼拝後、青学会館での懇親会は立食パーティーで学部を越えた懐かしい顔ぶれが！25年ぶりの再会の校友も多く、お互いに全然変わらないね〜笑、と学生に戻ったように懐かしんだひと時でした。このような機会を与えてくださった学院に感謝の気持ちでいっぱいです。
私の入学した1990年は、紀子様ご成婚ブーム、ティラミスやはちみつレモンが流行りバイト探しはフロムエーの時代です。１,２年時が厚キャンであることは1学年上にいた仏文科の従姉から色々聞いてはいましたが、想像以上の秘境ぶりにびっくり。
最初の1年は学生会館の方が安心と言う両親の勧めで 森の里学生会館に入居し、毎朝ハイキングコース？を登り厚キャンへ。途中、頭上の木から目の前にポトンッと蛇が落ちて来たことがあり、空から蛇が降ってきませんように…と 祈りながら通ったものです。正門をくぐり掲示板のトンネルを抜けるとチャペルと噴水。並木道を通り広がるキャンパス。周辺の緑と同化した美しい景色は今でも強く心に残っています。
授業が終わると皆で江ノ島ドライブをしたり、学生会館を抜け出し横浜中華街へ出掛けたことも。本厚木での女子会やクラコン、映画はデミムーア主演のゴーストが流行り、観た後はケーキバイキングでお茶したりと、厚木ライフを楽しんでいました。
2年生で小田急線の喜多見駅近くに転居し、愛甲ダッシュに初参戦。神奈中バスに揺られ30分、これで月曜1限が休校だとがっかりでしたが、次の授業まで芝生でのんびりできたのは、厚キャンならではのことかな、と。
3年次からの青山キャンパス、当時の教育学科は心理学と教職課程があり、母が教師をしていた影響で中高英語の教職課程を選択しました。別の課程に進んだクラスメートと授業で会う機会が少なくなりましたが、たまに学食で会うといつもの女子トークでワイワイ。
私以外の殆どは自宅生だったのですが、一人暮らしの身には学食が栄養補給の場。ダイエットを気にし軽食で済ませる友人達とは逆に、丼ものやスペシャルランチばかりを食べていたものです。お腹を満たした授業後は歩いて外苑前のバイト先urakuへ。神宮花火大会が見える高層階で当時ジャイアンツの現役選手だった原辰徳さんがよく来られ、話しかけて下さったりしました。
東京って凄いなあ、と思ったものです。
夏休みにはオックスフォードにホームステイして語学学校に通いました。その後、当時のクラスメートだったスイス人の友と互いの国を訪れたり、ブリスベンで一緒にホームステイたりと親交を深め、今もSNSを通じ交流を続けています。
もともと飛行機オタクだったのと、こんな経験がきっかけで航空会社に就職したいと思うようになったのですが不況下、教育実習も重なり厳しいものでした。偶然ジャパンタイムズで見つけたマレーシア航空の求人広告に応募し、運良く採用され約13年間勤務しましたが、仕事帰りにふらっと青キャンに立ち寄ったり、社会人向けの講義を履修したりして卒業後も青学と繋がる機会があったのはとても良い経験です。
厚木、青山の両キャンパスで学び、そこで得た多くの事は大切な宝物。そして岡山支部で、こんな身近なところに校友の皆さんがいると思うと嬉しくなります。
まだまだ先のことですが、今度は卒50周年のゴールデンジュビリーを無事に迎えれるよう充実した年を重ねていくことが出来ればと思っています。
入江 万裕美様 プロフィール
広島県尾道市出身
1994年 文学部教育学科を卒業。
1994〜2007年 マレーシア航空に勤務。
2007年〜 夫の勤務病院のある倉敷に転居。
現在、中2,小5の息子達の母。
趣味はバラ栽培、ウォーキング、温泉。
