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シリーズ21 ~わたしと青山学院~勝矢 雅一様
2021.06.29 更新
「実戦芦原空手愛好会」
私は厚木キャンパス(厚キャン)2期生だ。厚木に関する悲喜交々は割愛する。
さて、入学早々に厚キャンでは履修登録と同時に部活、サークルの勧誘で盛り上がる。私は小学3年生から高校卒業まで空手道(以下空手)一筋であったため、空手にしか興味がなかった。青学には渡哲也さんも在籍された歴史と伝統の体育会空手道部があるのだが、残念ながら私がやってきた空手とは流派が異なった。同じ空手でも流派が異なるとテニスとバドミントンくらいの違いがある。私は高校時代に黒帯を取得しており、たまに社会人や大学生を相手に指導員の代理のようなことも経験していたので指導には自信があった。そこで学生課に相談すると条件を満たせば愛好会(いわゆるサークル)の設立ができるとのことで、厚キャンの1、2年生のみを対象に自作ポスターで募集をかけた。私の師匠の芦原英幸は格闘技系の実録マンガには必ず実名で登場する有名人だったので、腕自慢や格闘技オタクなどがすぐに4人集まってくれた。実力で下手を打つわけにはいかないので重圧も感じつつ、総勢5人でスタートした。
(青キャン正門前(右端が筆者))
稽古日は他の部活やサークルに倣って水曜日に厚キャン、土曜日に青山キャンパス(青キャン)とした。愛好会だから道場も体育館も使えないのでキャンパス内の屋外での稽古となったが、むしろ目立って宣伝効果は抜群だった。当時はフジテレビの「オールナイトフジ」、テレビ朝日の「ミッドナイトイン六本木」、文化放送の「ミスDJリクエストパレード」などで空前の女子大生ブームとなっており、なかでも青学、上智、フェリスにはタレント学生が多数生まれていた。青キャンでは異国風銀杏並木と相まって、ファッション雑誌の撮影が盛んに行われていた。そんな華やかな光景を横目に、男ばかりで空手の稽古をしながら「なんだかなぁ」の気分に。稽古後は青山や表参道のお洒落なカフェバーとは反対方向、渋谷は道玄坂のスナックだった。当時日本一輝いていた青学という環境にいながら、スナックのお姉さんとロスインディオスとシルビアをデュエット。益々「なんだかなぁ」の気分に。
(青キャン屋外稽古風景(右側が筆者))
こんな感じの4年間を思い返すとまさに幻のようだ。携帯もメールもなかったあの頃、さりとて、お互いに手紙や年賀状の柄でもない。その後の仲間たちとの交流は一切なく、愛好会もいつ消滅したのかも知らない。本当の男同士の付き合いは「淡交」がよろしいかと。
勝矢 雅一(かつや まさかず)様 プロフィール
(現在の筆者)
生年月日:
昭和39年生まれ
学歴:
昭和62年3月 青山学院大学 経済学部 卒業
職歴:
昭和62年3月 カーツ株式会社に入社
平成元年9月 取締役(海外営業部担当)
平成7年9月 常務取締役
平成10年10月 代表取締役専務
平成18年6月 代表取締役社長
現在に至る
公職:
岡山商工会議所 副会頭
岡山経済同友会 常任幹事
岡山県経営者協会 常任理事
日本会議岡山 議長
以上