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シリーズ19 ~わたしと青山学院~ 中原 照子様
2021.06.10 更新
「青春時代の“青山の英語”はいまも」
英米文学科に入学が決まり、英語の勉強が思い切って出来る!と期待に胸を弾ませ、「英語の青山」へと足を踏み入れました。
が、当初はそこで知り合った友人達のバックグラウンドの豊富さには驚かされるばかりでした。所謂 帰国子女であったり、もしくは留学経験あり、つまり英語が既にネイティブレベルの人ばかり。
地方出身で海外経験もない私にとってはあまりにも衝撃的で、1年次の最初の半年程は自信を喪失、打ちひしがれて過ごしていたのを覚えています。
しかし、授業は進んで行くし、出席もしなければ単位も取れないというのっぴきならない状況には、とにかくついていくしかないという、半ば諦めに近いやる気と、日々の凄まじい量のレポートと宿題のおかげで次第に臆することなく、恥じることなく学んできた事をアウトプット出来る様になり、まさに「英語の青山」を身を持って体感する事が出来ました。
また、国際色豊かな友人達のおかげで私の狭かった視野はとてつもなく大きく拡がり、物事に対しあらゆる見方を出来る様になった気がします。
大学の4年間を彼ら無しには語れません。
ゼミは幼少期より興味のあったイギリス文化やイギリス英語を学びたい一心で迷わず英文学を選択、故 手塚喬介先生の下、シェイクスピアを研究しました。先生に添削して頂いた課題レポート類は今でも手元に残しており、時折見返す事もあります。
卒業後、新卒としてUターン就職した地元百貨店企業では校友の諸先輩方達と出会え、心強かったのを覚えています。
結婚、出産を機に同企業は退職し、現在は、縁あってイギリスに本部を置く英語教育機関で働いています。公用語も英語という、地方にいながら国際的な職場環境に恵まれ、青山学院で得た自信や知識を活かせている事に日々喜びを感じています。
また、副業に私立中学の非常勤教員として英会話クラスを担当し、英語を話すこと、学ぶことの楽しさを生徒に伝えています。
友人のほとんどは東京に残った一方、私は地元に戻ったため、東京に行く機会があれば、必ず友人達に会うようにしています。
現在のSNSの普及で遠い距離にいながらにして、身近に感じられるのは非常に有り難いです。今は中々会いに行ける状況ではないですが、落ち着いた頃には東京へ遊びに行き、彼等に会えるのを楽しみにしている日々です。
中原 照子様プロフィール
1980年生まれ
2004年文学部英米文学科 卒業
岡山県立倉敷天城高校卒業
大学卒業後、地元企業の株式会社天満屋に入社。
現在はケンブリッジ大学英語検定機構認定西日本試験センター(株式会社ISOE運営)で運営管理部長職、傍で私立中学の非常勤教員として英会話クラスを担当。