2021.04.01 更新
4月を迎え、新しい年度が始まりました。同窓会会員の皆様におかれましては、如何お過ごしでしょうか。
昨年1月に発生した新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府は国民に対して三密回避をお願いしたり、企業には可能な限り在宅勤務での業務遂行を要請する等、新たな生活様式の実践を求めています。同時に対面によるコミュニケーションが出来難い時代であるが故に、コミュニケーションの重要性が非常に浮き彫りにされた1年でありました。
この1年で日常生活は大きく変わり、同窓会の活動も大きな制約を受けることとなりました。年次総会が書面決議となり、会員同士の親睦イベントも中止せざるを得ない状況が生じました。そのような制限された環境下でも、唯一開催された経済学部学生会主催の「ゼミナール対抗プレゼンテーションコンテスト」への協力は、同窓会として特筆すべきものです。従来の教室を使用したコンテストではなくZOOMという手法を用いてのコンテストでしたが、現役学生の日頃の研究成果を発表する場に同窓会としても協力できたことは喜ばしい限りです。当初コロナ禍の中でどれくらいのゼミ生が参加するか正直不安もありましたが、従来同様の参加チームがあったことは、経済学部の現役学生たちの底力を強く感じた次第です。
今年度もコロナ禍で同窓会の活動は制約を受けると思いますが、昨年の経験を糧としてZOOM活用によるオンライン講演会開催など、新たな試みに取り組む所存です。オンライン活用により地方在住の同窓会員の方や校友の方にも情報提供ができるかと思いますので、大いに期待していただければと思う次第です。
本年は、辛丑(かのとうし)の年で「辛」は同音の「新」に繋がり、新しいと世代が生まれようとする状態を表すと言われています。同窓会も新しい社会に向かって一歩一歩前進して行きたいと思っております。
春風と共にコロナが去り皆様に幸せが訪れる事を同窓会幹事一同は祈念しております。
2021年4月1日
経済学部同窓会
会長 松田 節男