令和2年11月28日(土)に「経済学部学生会主催ゼミ対抗プレゼンテーションコンテスト」が開催され、同窓会から6名の審査員を派遣しました。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大を受け、大学の授業もオンライン講義となり、キャンパス内への入校制限措置がとられる等異様な事態でスタートしました。同窓会活動も予定されていた事業をほぼ中止とせざるを得ない状況となり、毎年11月に開催されていた学生会主催のコンテストもどうなるのか、同窓会としても気になっていました。
8月頃に学生会の幹部から今年度のコンテストはオンラインによる開催を検討しているとの連絡があり、同窓会としても最大限の支援を行うというつもりでおりました。
10月末から11月にかけて何度か学生会の本コンテスト担当とZOOMによる打ち合わせを行ない、11月28日開催に至った次第です。
このコンテストは経済学部60周年を記念して2009年に第1回が開催されてから、今回で12回目となる伝統のあるイベントで、ここ数年は毎年11月末の土曜日の午後を17号館の教室を使用して行なっており、同窓会からは審査員を5?6名派遣していました。会を重ねる度に学生たちのPCスキルが上がっており、アナアログ世代に育った筆者としては学生のスキルの高さや発表内容のレベルの高さに感心させられていた次第です。学生達が主体的に各ゼミで学んだことをアウトプットする機会に立ち会えるというのはOBとしても大変うれしく思います。
当日は12時45分に、参加11チームと審査員がZOOM上で集合し、17時半まで各チームによるプレゼンテーションが行われました。10月末時点で学生会担当との打ち合わせでは参加チームは5?6チームではないかとの連絡を受けていましたが、フタを開けてみたら昨年とほぼ同様の11チームの参加であったことに学生の熱意を感じました。
各チームとも時節柄コロナウイルスに関する発表が多く、最優秀賞には「COVID19に関する人々の評価」というテーマで行動経済学の観点から分析を行った後藤ゼミのチームが決定しました。またユニークなテーマで発表を行った「失恋確率に影響する要因」(田中ゼミ)及び「スポーツ産業は生き残るか」(西川ゼミ)の2チームには同窓会賞として図書カードを贈呈しました。
今年度は新型コロナウイルス感染の影響を受け、オンラインによるイベントとなり学生も審査員も初めての経験に戸惑いながらも無事終了しました。主催した学生会メンバーの努力に敬意を表するとともに、熱心にご指導いただいた各ゼミの先生方、日々の仕事で多忙な中で審査員をお引き受けいただいた皆様のご協力にもお礼を申し上げたいと思います。
経済学部同窓会は学生との交流が他の同窓会に比較しても、活発に行われている同窓会だと思います。同窓会員と将来の同窓会メンバーである学生との連携を今後も深め、同窓会の活性化に繋がればと願う次第です。
なお、審査委員を引き受けいただいた方からも今回のZOOMによるコンテストの審査員を行った感想をいただきましたが、改めて別の機会を利用してご披露いたします。
経済学部同窓会
副会長 佐藤 英二
2020年度経済学部学生会主催ゼミ対抗プレゼンテーションコンテスト写真