(箱根小涌園応援拠点)
5区飯田選手、6区谷野選手の力強い走りにV奪還、総合優勝を確信
令和初となる第96回東京箱根間往復大学駅伝競走が1月2日・3日と絶好のコンディションの中で行われ、2年ぶり5回目の総合優勝を果たしました。「山を制するものは箱根を制する」と言われるようにその通りになりました。「やっぱり青学は強かった」が証明された瞬間でした。
小涌園応援隊は総勢14名、そこにプライベートで訪れた卒業生が徐々に加わり20名を超す応援団に膨れ上がりました。刻々と流れてくる順位情報・動画を確認しながら選手の通過を待つだけとなりました。2位で襷を繋いだ4区の吉田祐也選手が13.8km付近でトップの東京国際大学をとらえて引き離しにかかり5区山上り初挑戦の2年生飯田選手へ。後続の國學院大學と東海大学がどこまで迫ってくるか一抹の不安はありましたが、小涌園前の山を上ってきた飯田選手には疲れの様子も感じさせない力強い走りで一路ゴールを目指して走り去りました。一時後続との距離が縮まったものの下りに入ってからさらにペースを上げて区間新2位の好タイムで、見事新記録で往路優勝を掴みました。往路を終えて優勝候補の東海大学との差は3分22秒となりました。
復路6区を任された4年生谷野選手は初の箱根駅伝で山も初めて。5km地点では3分強あった差が東海大学に1分縮められましたが、山下りに入り大カーブの小涌園前応援拠点を通過する時には山下りのエキスパートだった小野田選手を彷彿とさせる走りであっという間に駆け下りて行きました。谷野選手の表情を見て「これはいける」とこの時点で小涌園応援隊は優勝をほぼ手中に収めたと確信しました。結果は区間3位の快走で7区に襷を繋ぎ、その後の選手も安定した走りで首位をキープして大会新記録でゴールテープを切りました。
飯田選手、谷野選手の走りに応援メンバーは感動と元気をもらい、4連覇の時と今回と往復路ともに5回トップ通過を見ることができ、その幸せに酔いしれました。
(品川・八ッ山橋応援拠点)
10区の湯原選手は大手町のゴール目指して軽快な走り
品川・八ツ山橋は、中央支部、くすのき会、松田会長を中心とする経済学部同窓会メンバーとの連合で大応援団となりました。「箱根駅伝を応援する会」の柳田会長も駆けつけて士気が上がります。10区を任された湯原選手は9区の神林選手の貯金もあって余裕の走りをみせ、品川通過時には後続を3分以上の差をつけて大手町のゴール目指して走り去った行きました。