1975年（S50）に　経済学部経済学科H組を卒業した島明良と申します。

あえてH組と記載した理由があります。

卒業後にクラス会を開催している青学卒業生はそう多くはいらっしゃらないかと思います。

すでに卒業して４７年ほど経ちますが、過去に4回の「H組クラス会」が開催されました。

第1回目が、卒業して30年ほど経った2004年11月13日に、会場は青学会館でした。遠くは広島県、新潟県から駆けつけるクラスメイトもおり、17名の参加で大いに盛り上がりました。そのうち何人かは卒業後も時々会う友達もいましたが、多くは30年ぶりの再会ということで、名札をつけての集まりとなりました。最初は、何となくよそよそしい雰囲気がありましたが、胸につけた名札と持ち込んだ卒業アルバムの顔写真を見て、急に懐かしく和やかな雰囲気に変わっていったのを思い出します。

クラス会開催のきっかけは、当時クラスメイトのN君が、どこからか卒業名簿を入手し（今では入手困難？）、幹事役としてひとりひとりクラスメイトへの声掛けから始まりました。私のところにも連絡があり、また私からも数人のクラスメイトにクラス会参加への呼びかけを行いました。卒業30年後にクラス会が実現出来たのは、そのきっかけをつくられた彼のご尽力のお陰と感謝しています。

その5年後（2009年6月27日）に第2回目クラス会（11名参加）。さらにその3年後（2012年10月7日）に第3回目クラス会（15名参加）が開催されました。

そして、第4回目クラス会が3年前（2019年5月25日）にずっと同じ会場（青学会館―現アイビーホール）で開催されました。この時は、クラス会終了後、久しぶりにキャンパス散策を楽しんでから、2次会会場に行ったのを覚えています。さらにそこで盛り上がり、次回のクラス会でも皆元気で会おうねと別れを惜しみました。

そしてこの年の12月初旬に中国の武漢市で第１例目の感染者が報告されてからわずかの間に世界的な流行になりました。国内でも４月に入り、緊急事態宣言が発令されるなど対応策に追われました。そんな矢先にクラスメイトのひとりから幹事役N君の訃報が届きました。あまりに突然の訃報に、とても心が痛みました。さらに昨年は、コロナ禍ということもあり、N君の葬儀にも参列できませんでした。

今後N君が参加できないのはとても残念ですが、一日も早くこのコロナ騒ぎが収まり、第5回目のH組クラス会が開催できる日を楽しみにしています。

所属：羽田三郎ゼミナール（商業英語）ヨーロッパ研究部



第1回経済学科H組クラス会（17名参加）



第2回クラス会終了後、青学正門前で撮影



第3回クラス会の2次会会場で撮影



第4回クラス会終了後、キャンパスを散策。間島記念館前で撮影