2016年に経済学科を卒業しました、和田健太郎です。
学生時代は中村まづるゼミに所属し、公共選択論を専攻しました。
新卒で銀行に入行しましたが転職をし、現在はプログラミングを用いて様々なサービスの開発をする傍らプログラミングスクールの講師もしています。また、休日にはお気に入りのインスタントコーヒーを飲みながら趣味でwebアプリを作成しています。
さて今回の記事では、私の趣味であるプログラミングについてお話いたします。
プログラミングといえば、自動車や家電、ネットなど、いわゆる「アナログと言われるもの以外」は全てプログラミングが関わっていると言っても過言ではありません。これ程までに生活を支えてくれているプログラミングですが、私がプログラミングを知ったのは大学に入学したばかりの頃でした。私が入学した年は1年間だけ理系学部と同じ相模原キャンパスへ通うことになっていました。せっかくの合同キャンパスだから新しいことに挑戦したい、と考えエンジニアリングサークルへ入りました。私が初めてプログラミングを知った瞬間でした。
エンジニアリングサークルでは、ライントレーサーと呼ばれる全自動ラジコンの様なものを作っていました。ライントレーサーは、全面黒色のフィールドの上に白線でコースが描かれており、その白線を自動で読み取って進むという機械です。この「白線を自動で読み取ってそれに沿って自動で進む」という部分は、プログラミングによって実現しています。サークルを通してプログラミングを触っていく中で、私はその魅力に引き込まれていくこととなります。結局サークルには1年しか在籍しませんでしたが、ほそぼそとプログラミングと関わり続け、現在ではプログラミングの仕事をするまでになりました。
では、なぜ私はプログラミングの世界に引き込まれていったのか、その魅力についてお話します。
まず大きいのは、自分のアイディアを形にしやすいという点です。プログラミング、特にwebアプリやホームページなどインターネット上で完結するものに関しては、基本的にパソコン1台あれば作成することができます。パソコンに対する命令書さえ完成してしまえば、簡単に自分のアイディアを目に見える形で表示させることができます。また、影響力の大きさも魅力の一つと言えます。プログラミングは多くの「モノ」と違い、その制作物を複数人が同時に使うことができます。それが世界的なサービスであれば、それ1つで何億人ものユーザーに影響を与えることができます。これはプログラミングならではの魅力だと思います。
私の実体験をお話しすると、私がシフト制の仕事をしていた時に、「月間のシフトをカレンダーアプリに一々入力」という行為が非常に面倒で苦痛だった、という経験がありました。そこで、シフト表を読み取りカレンダーアプリに登録してくれるまでを自動でやってくれるアプリを作成しました。最初は自分だけで使っていましたが、口コミで噂が広まり、最終的には他の部署の人を含めて多くの人に愛用してもらえるアプリになりました。自分のアイディアがアプリという形で現れ、それがたくさんの人の役に立つことができて非常に嬉しかったのを今でも覚えています。
このように、プログラミングは現代社会の礎である技術というだけでなく、独自の魅力で多くの人を虜にしてきた素晴らしい「趣味」の一つであると強く思います。なにか新しいことを始めたいと考えている方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
私と同じ趣味を持つ仲間が増えることを楽しみにしております。
所属:中村まづるゼミ(公共選択論)・エンジニアリングサークル
筆者が作成した映画検索アプリ
筆者の作業環境