みなさま、こんにちは。
経済学部現代経済デザイン学科2013年卒業の坂本恵梨香と申します。
この度、寄稿のご依頼をいただき僭越ながら普段考えていることを書かせていただけたらと思います。
現在31歳。同じく青山学院大学経済学部の同級生である夫と結婚し、現在3歳と4歳の年子娘の育児に奮闘中です。また直近では、子どもとTVアニメを見たことを発端に「鬼滅の刃」にどっぷりハマり休日にじっくり漫画を読むのが楽しみです。
仕事については新卒入社した生命保険会社にて勤務しており、9年目となります。入社以来、個人のお客様営業の現場に携わってきました。
新人時代には自身の仕事の出来の悪さに何度も嫌気がさし「この仕事向いていない」と何度辞めたいと思ったか分かりません。そのような私でもお客様への保険金のお支払い、家族や友人の病気、家庭を持ったこと…まだまだながらも会社・人生経験の中で生命保険が世間へ届ける安心を理解し、今では自信を持って仕事に取り組むことができるようになりました。入社から何年たっても仕事の出来が悪いことは変わっていませんが(笑)
今は、新卒入社の女子総合職1年目をチーム員に持たせていただき、案件相談やお客様への訪問活動の同行などチーム員の個人営業をサポートする仕事をしています。入社したての彼女たちと働く中で私が日々考えているのは「優秀な女性たちが長く活躍してほしい」ということです。
女性活躍推進について世間的には当たり前の認識となっています。私自身、「家庭」と「仕事」の2つの居場所を持つことによって充実した毎日になっています。かといって、考え方や状況はそれぞれであり、全ての妻や母が必ず働くべきであるとは思いませんし、まして「女性は皆、上位職を目指すべき」というような志大きなことを考えているわけでもありません。ただ、女性が結婚や出産ということの一事実のみをもって、働くことを辞めることのない世の中になるといいなとささやかに願っています。優秀な人材が会社から離れることは会社の損失だ、とシンプルに思うのです。
私にできることは、母でありながら仕事をする姿を通して、「家庭と仕事の両立って良さそう。」と入社したての優秀な後輩たちの潜在意識に刷り込ませることだと思うのです。そうして微力ながらも女性活躍推進の一助となりたいと願いつつ、「心を燃やせ。責務を全うせよ。」と自分を鼓舞して明日も仕事に向かいます。
【所 属】
須田 昌弥ゼミナール(地域経済学)
経済学部ゼミナール連合
マスコミ研究会
HARP SEAL(スキューバダイビングサークル)
筆者とお二人の娘さん