みなさま、こんにちは。青山学院大学OBで現在、株式会社SUPER STUDIOを共同創業し、取締役をしている真野と申します。
卒業から10年弱が経ち、同窓会でこのような機会をいただき大変ありがたく思っております。在学中での活動、ベンチャー企業への就職、SUPER STUDIOの起業について書きますので、これから就職や起業を考えておられるみなさまの何かしらの参考になれば幸いです。
私は1987年生まれで今年34歳になります。青学には1浪をして、なんとか2010年に入学ができました。中高時代、野球ばかりの生活で全く勉強をしなったので受験で大変苦労をしました。経済学部が補欠不合格となってしまい、いろいろな選択肢を考えましたが、経済学部第二部からの転部が可能と知り、まず第二部に入学して、それから転部しようと青学に入りました。このアクションが、今の人生に繋がる大きな決断だったのでは思っています。
第二部での生活は思っていた以上に大変刺激があり、面白く優秀な方々と出会うことができ、良き仲間ができたので転部をやめました。
人生で一度は学業で何かカタチが欲しかったので、勉学にも打ち込み「学部奨励賞」を受賞できるまでになりました。また、学費や生活費はほとんどバイトで稼ぎました。
幼少期から私立で育ち、何不自由なく暮らしてきたので大学生になったら苦労したいと思い、このような行動をしていました。この経験は今の起業生活に活きているなと思っています。
しかし、このまま就職活動をしてしまったので、特にアピールできることがなく、就職氷河期も重なり惨敗。かなり落ち込みましたが、大学で親友となった友達に「行動して人生を変えてみないか」と、アメリカでビジネスリーダーシップ研修ができるNPOに誘われました。課題がとても難しかったのですが、2011年2月?4月にギリギリ参画できることになりました。ご存知のとおり、2011年3月11日に東北震災が起こっており、私は帰国してからその大参事の詳細を知ることになります。(アメリカではあまり情報が回ってきていませんでした)
リーダーシップ研修を終えて帰国したので、居ても立っても居られず、東北震災ボランティアを仕切るNPOを紹介してもらい、就活を延期して南三陸町にNPOインターン生として入り学習ボランティアをしました。アメリカでの生活、ボランティア活動で人生が180度変わり、いつしか社会にインパクトを残せる人間になりたいと思うようになりました。
ボランティア活動と同時に就活を行っていたのですが、人生観が変わり自信がついた私は就職先をベンチャー企業に絞り活動を行ったところ、ほぼ全ての企業から内定をいただきました。その中で、一番カオスでこれから上場ができそうな前職にお世話になることを決め、死ぬ気で働きました。本当に死にそうになりましたが(笑)。その結果、多くの経験と活躍をさせていただき上場できたことを機に、現代表の林と意気投合し起業を決意しました。それが2014年12月です。
林、花岡、村上4人で株式会社SUPER STUDIOを組織し、今も4人で会社を経営しております。共同創業は難しいと言われてきましたが、今も4人でやれていることを自信にしております。
このように、常に自分が信じる道に仲間の助けがあり進んでくることができました。青学での仲間との出会いから人生を変え、機会を創造してきたので、挫折をしても「常に行動し続けること」が大切だと実感しております。
最後に、弊社の紹介をさせてください。
SUPER STUDIOではD2C/EC事業者向けにSaaSサービスと事業立ち上げ支援を行っておりまして、7期目を迎えました。
社員数も120名を超えてきており、成長期です。
青学の卒業生も何名か新卒、中途で在籍していますのでご興味ある方はぜひお声がけください!
所属 白井ゼミ(労働経済学)
創業メンバー2015年1月、(左)筆者
創業メンバー2020年、(前列左)筆者