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部会・同窓会
このサイトでは、大学英米文学科同窓会の活動についてお知らせしています。
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新ホームページは
https://www.alumni-aoyamagakuin.jp/englishdept/
第10回総会記念講演会が開催されました
2017.06.09 更新
演題：中世の装飾写本を考える
講師：武内 信一氏（青山学院大学英米文学科教授）
日時：2017年5月13日（土）
会場：アイビーホール「シャロン」
英語文献学や英語学史が専門の武内先生が、中世イングランドの装飾写本について話されました。自らも当時の方法で実際に写本を作ってみるなどなさる武内先生の講演は、装飾写本の作り方や特徴だけでなく、その用途や歴史の中での位置づけなど多岐に亘りました。
どこの国でもそうであるように、王侯貴族や聖職者しか手にすることが出来なかった本ですが、中世イングランドではなめした羊皮紙に手書きしてあり、宗教、歴史、動植物譚（毒草を見極めるのに役立てた）のための媒体であったそうです。いわば情報を伝えるためのもので、文学が出現するのは13世紀になってから。長い英文学の歴史に思いを馳せた1時間半でした。
講師：武内 信一氏（青山学院大学英米文学科教授）
日時：2017年5月13日（土）
会場：アイビーホール「シャロン」
英語文献学や英語学史が専門の武内先生が、中世イングランドの装飾写本について話されました。自らも当時の方法で実際に写本を作ってみるなどなさる武内先生の講演は、装飾写本の作り方や特徴だけでなく、その用途や歴史の中での位置づけなど多岐に亘りました。
どこの国でもそうであるように、王侯貴族や聖職者しか手にすることが出来なかった本ですが、中世イングランドではなめした羊皮紙に手書きしてあり、宗教、歴史、動植物譚（毒草を見極めるのに役立てた）のための媒体であったそうです。いわば情報を伝えるためのもので、文学が出現するのは13世紀になってから。長い英文学の歴史に思いを馳せた1時間半でした。
