幹事会 各位
体育会OBOG連合会主催のコーチズセッションに参加しましたので結果をご報告いたします
■コーチズセッション 第6回
日時 :1月30日(水) 青山キャンパス17号館17310
参加者:約100名
ラクロス 温湯1期 関口16期 2名
講演者:河野景介氏
Ippo株式会社 代表取締役。青学大スポーツキャリア実行委員
通常16時間のプログラムを1.5時間に短縮した内容
講演テーマはコーチング
http://www.aguscp.jp/
https://1ppo.co/company
講演資料の配布なし
<まとめ>
コーチングとは「相手の自発的な行動を促すためのコミュニケーション技術」
「聞く・フィードバック・質問」を重ね、選手や部下・同僚の知識・技術・思考を活性化してモチベーションを高めて自発的に行動してもらうことを手助けすること。上手なコーチは教えず相手から多くを引き出し考えてもらう。かつてのタイガーウッズのコーチだったブッチ・ハーモンは「タイガー、今日はどんな戦略でコースマネジメントするの?」といった具合。
受ける側・レセプターに耳を立てて考えてもらうことが大切。
<主な内容>
・コーチングと3原則とは、双方向・個別対応・継続的に関わること
・コーチングの語源は、中世の馬車、
大切な人をある場所から目的地に届けること、それがCoach。
・「聞く」とは、相手の言葉をしっかり漏らさない態度。
・カウンセリングとはマイナスをゼロに戻すこと、
コーチングはより上を目指すこと。
コンサルティングとは答えを提示すること、
コーチングとはクライアントに答えを探してもらうこと
・「フィードバック」とは、ありのままや客観的事実を伝えること、 主観的な見方でも構わない
私は・・・・・と感じた、あなたはどう思いますか?と返すこと
フィードバックはもともと軍事用語。攻撃目標に対して着弾した距離が10mだったと事実を伝えることが語源
・「質問する」に関しては90分の講演時間だったため解説なし
・時間が限られた講演ではあるが一つでも参加者の心の引き出しに納めてもらえれば嬉しい。
明日、何かやるこを見つけて実行して欲しい
<質疑>
Q:思考と行動、違いは何か
A:成果を生み出すには行動こそ大事ではないかと考える
Q:失敗を繰り返し自信をなくした相手にコーチングするコツは?(ラクロス部OB)
A:目標の再設定が必要ではないか、
身の丈を超えた過度な目標になっていないか分析してはどうか
■三木学長 お言葉
この会を企画してくれた体育会OBOG連合会と参加者に感謝します
指導者の役割は大切で、指導者の行動で選手の一生が変わる、指導者とはそういう存在。
最新の知識を常に吸収し、今は何が大切かを学んでほしい。
自分はかつて高校球児、ヒット後の牽制死。監督から叱られたが、
監督の派手で曖昧なゼスチャーを見すぎた自分が本当に悪いのか今も自問自答中。
■体育会OBOG連合会 松永会長
連合会は本学体育会の総本山。現役支援と文武両道を応援し、今年で50周年。参加者には今後も力を貸してほしい
<所感>
相手のモヤモヤを理解し質問し同調して相手に前進してもらうプロセスの重要性を改めて実感。適切な目標設定や行動を重視する姿勢はAGULAX-Aの活動に大いに参考になった。青山学院大学のスポーツキャリアプログラムの一片を体験でき三木学長の体育会への期待を素直に実感(温湯)
上から落とされてやるのではなく、学生が自分で考え、決断し、行動する人を育てたいと考えているので今回のセッションは非常に参考になった。自分自身も学生からフィードバックをもらうことを実践し、学生たちと良い関係性を築き強いチームにしたいと思う(関口)
以上
=以下1/24付け更新記事=
OBOGの皆様
体育会OBOG連合会主催、本年度2回目のコーチズセッションに参加いたします。結果は後日HP掲載いたします。
・「コーチズセッション」
開催日時:2019年1月30日(水)18時半~20時
開催場所:青山キャンパス17号館3階17310教室
テーマ:コーチングセミナー
講師:IPPO株式会社 代表取締役 河野 景介 様
受講対象者:部長先生、監督、コーチ及び指導者
当部からは、温湯会長・関口HCが参加登録
(中村渉外グループリーダーは事務局参加)
担当:中村智幸(OB17期)