2020.03.31 更新
後輩の皆さんへ
今般の新型コロナの影響により、就活の説明会や面談が中止になったり、Web対応になる等の急激な就活環境の変化に困惑と戸惑い、不安を感じていることとお察し致します。
先日、就活中の現役生とお会いし現状の就活環境の厳しさについてお伺いする機会があり、新4年生の皆さんが苦労していることを伺い知ることが出来ました。
実は私達社会人のビジネス環境も同様にして、クライアントとのミーティングや出張、接待が原則、禁止または自粛、Web化されるなど、私達も現役生と同様に、戸惑いとビジネスにおける苦難に直面しております。
こうした厳しい世の中ではありますが、私達OB・OGは、皆さんの味方となって、この人生で一度の就職活動を応援する存在でありたいと切に思う次第です。
私自身の話になりますが、2008年のリーマンショックに直面し、転職したばかりで希望に満ちて飛び込んだ不動産業界でしたが、7か月足らずで早期退職し、その後の大不況の影響もあり、4か月間、無職の身で転職活動した経験がございます。
その後、縁あって入社した会社が現在所属する企業ですが、今は忙しいながらもビジネス自体は好調で営業責任者というポジションで(コロナの影響は一定受けてますが)、楽しく仕事をさせて頂いております。私は、仕事でくじけそうになった時は、上述の無職の4か月間の苦しく不安だったことを思い起こし、「仕事が有るって幸せだなあ」と思うように心がけております。
スティーブン・ジョブズは生前、スタンフォード大学の卒業式のスピーチでこう言いました。
「これからの点を将来に繋いでいくことはできない。現在の点が将来に繋がることを信じるだけである」と。
つまり、今直面している課題・苦労は、今は将来どのように繋がっていくのか分からないが、ただ、今取り組んでいることが将来に繋がっていくことを信じて突き進むだけであり、将来的に振り返った時に、あの出来事は今に繋がっていたんだと将来理解できることなんだと。
私達、OB・OGは、皆さんの味方です。OB・OG訪問や業界情報の提供など、協力できることはしていきたいと考えておりますので、是非、前向きに2020年の就活に向き合って、この課題を乗り越えて欲しいです。
きっと、この課題を乗り越えることで、一回りも二回りも大きい自分になることができ、今年のリーグ戦での活躍に繋がることでしょう。そう信じて、ただ今目の前で起きていることを受けれ、邁進して頂きたいです。
こうした姿勢が、男子ラクロス部で掲げたチーム理念”All Box Member"の神髄ではないでしょうか?
「部員、OB・OG、保護者、青学ラクロス部を応援してくださる方々を含む、チームに関わる全ての人をmemberの一員として定義する。全てのmemberがbox memberとして真に一つになり、勝利を経て、喜びや感動を共有する。」
皆でこの世界的課題に立ち向かい、乗り越えましょう。
そしてリーグ戦で笑顔でお会いしましょう。
青学男子ラクロス部OB会 幹事長
第12期 江幡 重良
メール:shigeyoshi.eba@hotmail.co.jp