皆様
陸上部駅伝チームによる18年全日本大学駅伝優勝、おめでとうございます。
AGULAX-Aからはお祝いの意をこめ、昨年11月に体育会OBOG連合会主催のコーチズセッションにおいて、チーム作り、そしてOBの関わり方について多くの学びがありましたので、改めて原晋先生が講演された内容をご紹介いたします。
原監督は10年間の長期育成計画を提案し、当時の半田学長の理解の下、2004年にAGU駅伝監督に就任。
ステージ1(上意下達型)~4(支援型運営)に分けて中長期に渡り、強いチームを作りあげた手法を紹介。成績・順位上昇は就任6年目からだったが、1-5年間で「規則正しい生活」を定着させたステージ1~2の上に強いチームが成り立っていることを強調。
「規則正しい生活」という規律定着の有無が将来躍進するかどうかの見極めポイントだったと解説。
駅伝チームは、朝の一言スピーチ、表現力を豊かに言葉を大切にする、ビジョンを語る、テーマを自ら考える、経費を考える、4ヶ月・1ヶ月先の練習日程に細かく分解、目標と結果シートをと通して、現状を認知させ自分を振り返らせる仕組みを繰り返す。
一般体育会各部(約45部 含むラクロス部)は、OB会との交流・論理的思考の訓練が必須で、指定強化部とは異なり、広報的役割、勝つこと等の優先順位は低い
AGU体育会で育成していきたい人材像は、AIで奪われる仕事を見せた後、モノコトをつくる(作り・創り)、考える、分析能力をもち人と接するサービスを考え抜く、人としっかりとコミュニケーションできる人物。
OB達はどのようにチーム作りに参加するのか、の問いに
駅伝チームのOBには後悔しない人生を歩んでほしい。
そして、企業で出世してほしい。
出世してほしい理由は、ルールを作る側に回って日本を良くしてほしい、と回答。
以上