【Alumni×現役活動】 「提案セッション・受け入れ事業局向け」
10月6日、アイセック青山学院大学OBの齋藤彰人さん(01年入学)による「海外インターンシップ提案セッション」が現役メンバーに向けて行われました。
本日はこのイベントと共に、
私たちの現在の活動内容について報告をさせていただきます。
【セッション名】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「海外インターンシップ・提案セッション」
【目的】
現役メンバーが企画したインターンシッププログラムについて、
提案先の企業様にとってのベネフィットも組立て、
実際に運用していただける提案力を磨くため。
【日時】
2016年10月6日 放課後
【内容】
ビジネスモデルの理解と思考訓練のトレーニング
※青山学院アイセックOBOG会Alumni:齋藤彰人さん※
青山学院大学理工学部情報テクノロジー学科を卒業後、博報堂系デジタルグループのDACに新卒入社、その後、リクルートで企画営業、GREE マーケ・プロモーション室を経て、現在は、電通ワンダーマンにてコミュニケーションデザイナーとして勤務。
グロービス経営大学院 経営学修士課程 MBA修了(2013年度)
【実施背景】
アイセックでは、自分たちで特定の社会課題を取り上げ、将来人々を解決に導いていけるような人材を輩出するインターンシップを創っています。社会課題解決につながるインターンプログラムをこちらでいくつか用意し、プログラムをこなす条件に見合った学生を呼び、インターンを行うということです。
社会に影響を与えるためには、まず社会に認めてもらう必要がありますが、学生にとって身近でない社会問題についての知識を補うためには、その専門領域に詳しい社会人の方のご協力が不可欠になります。そこで、「共創」という言葉のもと、様々な専門領域に広がる社会人の方の力をお借りしてゼロからインターンを設計しています。
現在は1, 2年生を中心に、チーム毎に作ったインターンシップを、それぞれの内容に合った企業様に紹介し、インターン生の受け入れを提案しています。しかし、学生にとって社会人に響く提案の仕方を身につけるのは難しく、協力企業をまだ得られていないのが現状です。そこで今回は、「企業=社会人に刺さる提案力」をつけるためこのようなイベントを社会人の力をお借りして開催するに至りました。
【感想/振り返り】
提案のカギとなるのは、対象企業様が海外インターン生を受け入れるに値する、理由を創るということ。つまり、企業経営の中で売上向上や費用削減など、何かしらアイセックを通じた海外インターン生の受け入れによるビジネス貢献に繋げなくてはならない、というお話をいただきました。そのために、企業様のビジネスを理解し、ニーズを把握することが大前提となり、それを体験するセッションでした。
社会人からの目線で自分たちの企画を具体的に問われる体験を通し、誰と共にインターンシップを創っているのか、また、今の自分たちには何が足りず、それをどう補うかを考え直すよい機会となりました。これを機にまた一歩、インターンシップ実現へ近づくことができております。
尚、本セッションは昨年に続けて2度目となり、昨年は本セッションの実施期間中、新入生含め新規契約16件(前年同期間3件)を獲得する成果をおさめました。今年は、より提案内容の質にフォーカスしたもので、毎年の状況に応じカスタマイズし、バージョンアップしてきております。
【皆様へのメッセージ】
おかげさまでアイセック青山学院大学委員会も今年度で45周年を迎えます。
この45年間、一貫して海外インターンシップ事業を続けてこれたのは、紛れもなく、45年という長い歴史をつないできた500名を超えるOBOGさんたち、日々活動する私たち学生を応援してくださる教授や企業の方のご協力があったからです。この先50年、60年、70年、、、と常に前進、発展していけるような団体になるべく、より一層安全で質の高いインターンシップ事業を運営したいと思います。
そして、日々お世話になっている皆様に「アイセックのインターンシップによる社会貢献」という形で感謝の気持ちをお返しできたらいいなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
アイセック青山学院大学委員会
3年 西村真希