青山学院大学剣友会及び現役の皆様
令和3年11月3日 日本武道館で開催された全日本剣道選手権に出場された尾池智行さんから剣友会及び現役の皆様に向けてメッセージをいただきました。尾池さんは大舞台でよく健闘されました。見事な面で一回戦を勝利されました。尾池さんの選手権の出場は我々剣友に勇気と希望を届けてくれました。本当にお疲れ様でした! そしてメッセージありがとうございます。
青山学院大学剣友会会長 上手康弘
==========================================================
お疲れさまです。
平成17年度卒業の尾池智行です。
この度、第69回全日本剣道選手権大会へ岡山県代表として出場しました。
平成22年の初出場から11年経ち今回で6回目の出場となりましが、気持ちは初出場のときと変わりなく、燃えるような気持ちで挑みました。
昨年4月からコロナウイルス感染症のため稽古の中止と再開を何度も繰り返しました。
そのため剣道をすることの意味や年齢による体力の低下などから試合への参加を考えるようになりました。
気持ちが複雑な状況で、私が戦うことを選択できたことや高いモチベーションを継続できたのは、やはり青山学院大学剣道部の先輩や後輩それから同期たちの励ましの言葉があったからです。
大会の2ヶ月前からは、早朝4時に起床してランニング、夕方から稽古を繰り返し実施して、選手権の当日を迎えました。
試合の初戦は、静岡県の教職員である菊池選手と対戦しました。
時間内になんとか面を決めることができ勝利することができました。
続く二回戦は、前回大会第三位の福井県代表、林田選手と対戦しました。
序盤で面を決められそのまま試合終了となり、二回戦敗退となりました!
林田選手に決められた面については、不覚にも反応することができず、スピードについていけませんでした!
今後について、12月に開催予定である全国都道府県対抗試合へ向けて調整していきますが、来年度以降の大会への出場については、職場における後輩への指導であったりいろいろなことがあるため今のところ考えていません。
最後に現役大学生の皆さんへ。青山学院大学剣道部は、縦と横の繋がりが強い大学剣道部だと思います。
私自身も全日本選手権の出場に際して諸先輩方や後輩、同期からたくさんのアドバイスをもらい6回も出場することができました。
大学時代に剣道部員と過ごした4年間は、私にとって財産です!
現役大学生の皆さんも剣道を通じて熱く語り合い絆を深めてください。
きっと皆さんにとっても大切な人たちになってくると思います!
また、OB会の皆様から選手権出場に際して贈呈していただいた防具袋ありがとうございました!
大切に使用します!
私自身は、引き続き、剣道を極められるよう邁進していきます。
ご声援ありがとうございました!