国宝「彦根城天守閣」をバックに記念撮影
5月17日(日)、毎年恒例の史跡を歩く会を開催しました。
今年の目的地は滋賀県彦根。国宝彦根城と近江牛を堪能する旅です。
奈良県支部会員11名が参加し、10時30分京都駅に集合し、新快速で彦根へ出発しました。
彦根駅に着くとすぐにタクシーに乗って、地元近江牛の名店「華見」に12時ぴったり到着。
蔵を改造した個室に通され、まずはリラックスした雰囲気で参加者の近況を語りあい、和やかな時間を過ごしているとほどなくしてステーキ重が運ばれてきました。
ちょっぴり贅沢な「ステーキ重」
やっぱり、近江牛は違います。柔らかいのはもちろん、肉汁が上品です。
日本一、牛肉を食する奈良県民も納得のお味でした。
ビールやデザートもいただき、腹ごしらえができたところで再びタクシーで彦根城の前へ移動。
彦根城の表門橋を渡って天守閣まではずっと坂です。
天平櫓、時報鐘、太鼓門櫓を見ながら、ガイド役の佐久間先生から城郭の石垣の建築に関する解説も聞きながらやっとのことで天守閣正面広場に到着し、みんなで記念撮影です。
「彦根城は1600年初頭の世界最高の木造建築である」と解説する佐久間先生
意外に(大阪城などと比べて)天守閣は小さいのですが、当時の建築物がそのままですから広い階段がありません。
登る人と下る人が1人ずつかろうじて通ることができる狭く、急な階段、はっきり言ってご高齢の参加者には命がけでした。
最上階はもちろん展望台ですが、鳥の侵入防止のため結構、細かい金網がはられているためすっきり見渡せないのが不満ではありましたが、とりあえず全員無事で下城できたことに感謝です。
命がけの急な階段、調査不足のためここまで急だとは...
ほとんどスローモーションのような動きの「ひこにゃん」
お城から降りてくると、うまいタイミングで「ひこにゃんのパフォーマンスショー」をやっていました。
その緩慢な動きにあくびが出る思いでしたが、本物のひこにゃんに会えて、ちびっ子と同様、参加者は大喜びでした。
参加してくださったみなさん、ご苦労様でした。