京都支部 平成29年3月期 総会ご報告(2017年6月10日)
開催日:平成29年(2017年)6月10日(土)
会場:レストラン菊水
出席会員数:20名、ゲスト:5名
定例の京都支部年次総会は、今年も6月第2週の土曜日に、四条通り南座お向かいのレストラン菊水で開催されました。今年の南座は、耐震補強工事のカバーで一部が覆われ、いつもと異なる景色、でも通りの賑わいはいつも通りです。
恒例のスクールモットー「地の塩、世の光」を朗読し、祈祷では、今年の総会に都合で参加できなかった校友、参加したいのに体が動かなくなって参加が叶わず、いま施設や自宅で療養を続けている何人もの親しい仲間の校友にも祝福があるように祈り、私達が地の塩、世の光となって社会に貢献することを誓い、そして今日の総会に元気で出席できたことを感謝して、讃美歌312番を斉唱いたしました。
今総会には、青山学院常務理事の楯 香津美様、青山学院校友会副会長の前田美智子様、関西支部の木下支部長、奈良県支部の堤支部長、和歌山県支部の大嶋支部長にお越しいただき、支部のメンバーなど25名が一堂に会しました。
始めにご挨拶いただいた楯常務理事から、つい数日前に理事会で承認されたばかりの学院の事業報告書から、学院の現状について具体的なご説明をいただきました。私達を含む学院の卒業生は、大学が21万人、短期大学が6万人。その大勢のOBOGが見守る学院としては、これから10年をかけて、全ての人と社会のために奉仕するリーダーを育成する総合学園を創ってゆこうという計画を着実に進めていくとのことです。その推進に、私達校友からの寄付が欠かせないことも、数字を示しながら分かり易くお話し頂きました。
続いて、前田副会長から、ご担当する校友会誌「あなたと青山学院」を全ての卒業生に届けたいこと、特に転勤などで宛先が変わる若い方々に、簡単にできる仕組みを作っているのでぜひ変更を届けて欲しいこと、一方、校友として、母校が独自の教育で今後とも発展して行って欲しいとの願いを、母校への寄付という行為を通じて表して参りましょうと、寄付の効果や重要性をご紹介頂きました。母校が輝けばこそ、OBOGの気持ちも高揚し、寄付にも力が入ると思われます。これからもずっと輝く青山学院と共に、京都の校友会が末永く活動を続けて行きたいと願っております。
総会議事では、支部役員の一年間の成果報告と選任、会計報告、前年度の行事報告では、昨年(平成28年)10月の秋の散策会「京都五山をテーマに、相国寺の承天閣美術館で伊藤若冲生誕300年展拝観と、大徳寺の泉仙大慈院店でお精進」と、11月の能楽鑑賞会「伝承の会」で若手能楽師の舞台を鑑賞、12月の先斗町歌舞練場での顔見世観劇、クリスマス祝会では最高齢K先生の歌声やSさんのフラダンスご披露、そして今年4月の能楽鑑賞会「杉浦豊彦能楽師の独演弐番能鑑賞」、5月には、奈良県支部と京都支部の初めての共催行事「春の散策会」で、奈良と京都の校友が一緒に、京都北山鷹ケ峰の源光庵と光悦寺を訪問し、木屋町で川床料理を楽しんだことなどが報告されました。京都の行事には、予てより近隣府県に在住の校友等がご参加下さっております。今回、5月の奈良県支部さんとの初めての共催行事で、校友の繋がりの輪が、支部の枠を超えて広まる手応えを実感いたしました。
続いて、新年度の行事予定では、今年は京都の校友会が支部として発足して50年目を迎えることから、10月1日(日)に京都支部創立50周年祝会を、梅津院長先生ご夫妻をお招きして開催させて頂きますこと、能楽同好会は晩秋の11月25日(土)、クリスマス祝会は12月9日(土)、更に今年の顔見世が岡崎のロームシアターで開かれることなどの行事予定が報告され、出席者全員の御承認を頂き、記念撮影に臨みました。
第2部の午餐会は、京都支部ならではのロングテーブルで一同顔を合わせながら、K先輩のご発声で乾杯し、レストラン菊水の美味しいフランス料理をいただきながら、お喋りに花が咲きました。
今年の総会も、大先輩のK先生(昭15年卒で御歳93のご長寿)から若手のSさん(平成4年経営卒)まで、旧制女学校、大学や女子短期大学ご卒業の校友の方々、そして、神戸、大阪、高槻、大津などご遠方からも、京都の総会にご出席いただきます会員の皆々様、本当に感謝いたします。
午餐会のあと、大学応援団OBの大嶋和歌山県支部長のリードでカレッジソングを一緒に歌い、続いて大嶋氏がエールをご披露下さいました。元応援団長の筋金入りのエールの迫力に一同大感激、カレッジソングにご縁の無かった旧制女学校の年長さんや短期大学のOGの方々も納得してご唱和下さいました。
続いて賛美歌405番を皆さんで斉唱し、本日、お集まりの皆さまのご健康と更なるご発展を祈念いたしまして、今年の京都支部総会は無事おひらきとなりました。
引き続き、レストラン2階で二次会(茶話会)を持ち、気が置けない仲間同士いつまでもお話しが弾みました。また、楯常務理事、前田副会長と近畿ブロックの各支部長等との恒例の懇談会も持たれ、支部の抱える問題点や学院への期待など、意見が交換されました。
皆さんありがとうございました、次回もお会いしましょう。