京都支部 クリスマス祝会
開催日:平成28年(2016年)12月10日(土)
会 場: レストラン菊水
出席者:29名
恒例の京都支部クリスマス祝会は、祇園四条のレストラン菊水で開かれました。
今年も、地元の京都地域に加えて大阪、神戸、宝塚から、初参加の方、久しぶりのご出席の方々など、毎年少しずつご参加下さる方々が増え、年齢層も昭和15年卒の女医のK先生から平成28年卒のWさんまで驚くほど幅広く、賑やかな師走の恒例行事となりました。
今年のキャンドルトークは「健康いきいき」講座、講師は鍼灸医のK先生(昭40年経済卒)、先生は青学卒業後に一念発起して中国に渡り中医学(Chinese Traditional Medicine)を極められ、現在、北区の新町通りに鍼灸院を開いておられます。
曰く「中医学の発生は今から2000年以上前の漢の時代(紀元前2世紀から紀元後2世紀ぐらいの間)で、この時代に医学が凄く発達しましたが、前漢の時代にできた世界最初の医学書(黄帝内経:黄帝と医者先生の問答集)の中で、『この頃、50歳ぐらいになってよぼよぼしている人が多いじゃないか、原因は何か、長生きする秘訣は何か』との問いに答えて曰く『精神自守(気持ちはノビノビ持ちなさい)、飯食有節(食べ物を食べる時間や食べる量を、自分に合った節度を持って食べること)、労逸結合(仕事ばかりでなく休息との調和を保つこと)、この3点が長生きの秘訣である』と、今でも普通に通じる内容が既に2000年前のこの医学書に記されているんです。」いやはや頭が下がります。
K先生の講座の前半は「中医学」からかみ砕いたお話、後半は出席した皆さんからの個々の質問への名回答、もっと聞いてみたいと思いました、ツボ位置のコピーも揃えたいですしね、先生、来年もよろしくお願いいたします。
歌のプレゼントは最高齢のK先生がアメイジング グレイスを高らかに歌われ、先生から編み物を教わっているM子さんの歌、同じくHさんのバイオリン伴奏も加わって見応えありました。それにしてもM子さんとHさん、日頃K先生方に遊び行っておられるとはいえ、K先生を上手く乗せちゃいましたねぇ、先生の大きな声と意気込みに感動です!
続いてのプレゼントは神戸のSさんによるフラダンス(カナホナピリカイ)のご披露とフラのレッスン、ハワイにおけるフラの歴史のお話と即席のフラダンス講座が秀逸、ぶっつけ本番でレッスンについてゆくサンタガールズ、ノリの良さが光ります! Sさんのかけ声に合わせ全員が波の形に手でやさしくウエーブ。師走の京都の思いがけないフラダンスの調べに、Sさんとサンタガールズの皆様に心から感謝です!
お待ちかねのプレゼント交換では、チームF隊長のもと、うるわしのサンタガールズ&ボーイズの皆さんが会場を盛り上げて下さいました。楽しいハプニングか、はたまた計算された所作か、プレゼントと皆さんの手元を結ぶ運命の赤いテープを全員でグルグル回したところ、プレゼントもテープもひとつにからまって、押しても引いても、どうにもうごきません、さぁたいへん、そこへF隊長が登場、エイッと豪快にテープの綱を解きほどいて下さいました、さすがですね! それを見ていたF大先輩「笑ろた笑ろた、久しぶりに腹の底から笑ろたでぇ」と大感激でした。
プレゼント交換に続き、全員で記念撮影。たくさんご出席いただいたので、皆さんお話し易いよう今回は4っつのテーブルにご着席いただき、K先輩の音頭で乾杯し、レストラン菊水の心づくしのクリスマスディナーを一緒にいただきました。
今年も沢山のメンバーに加え、久々の演奏家Yさん、初参加の陶芸家Hさんのご出席、そして遠方から京都のクリスマス祝会にご出席下さる校友に感謝です。仲間の輪が広がるって素敵な事ですね。今回参加できなかったTさんは電話で、「どうしても皆さんとお会いして楽しみたい、リハビリがんばります!」。また、直前にキャンセルされた90歳のFさんも『皆さんとの集まりに、行きたい、行ける!』という前向きな気持ちを持って下さっています、ありがたく心強いことです。
そして賛美歌「かみともにいまして」を全員で斉唱し、お互いに来年の再会を約して楽しいひとときの集いはお開きになりました。
皆様のあたらしい年が良い毎日でありますように、またお会いしましょう。