京都支部 吉例顔見世観劇
開催日:平成27年(2015年)12月2日(水)
訪問先:祇園四条「南座」
参加者:14名
師走の祇園四条南座にて今年の東西合同 吉例顔見世大歌舞伎の観劇(昼の部)は、中村梅玉丈が第三の河庄で粉屋右孫衛門、第四の土蜘では源頼光と続けて好演されました。今年の演目では扇雀丈によって長年上演が途絶えていた碁盤太平記を、初演した初代中村鴈治郎と二代目の残した資料を基に実に40年振りに復活上演するという話題もありました。師走の2日の観劇とあって、今回は祇園甲部のきれいどころの総見と重なり、通路を挟んで京舞井上流家元も観劇され華やかな客席は、日本髪、着物姿であふれて古都の情緒がたっぷりでした。今回も、南座一階の舞台真正面前方の良いお席で皆様とご一緒に名演を観劇いたしました。
今回もS大先輩が車椅子での観劇となりました。午前の開場前に南座西側のスロープの入口で担当の方2名が迎え入れ、1階の指定席までご案内下さり、ゆっくり観劇して頂けました。帰りも再び専用出口からスロープを通って介護タクシーまでご案内頂き、安心して皆さんと一緒に観劇することができました。S先輩、次回の顔見世もご一緒いたしましょう。