京都支部 吉例顔見世観劇ご報告(2014年12月5日)
2015.02.02 更新
京都支部 吉例顔見世観劇
開催日:平成26年(2014年)12月5日(木)
訪問先:祇園四条「南座」
参加者:18名
師走の祇園四条南座にて今年の東西合同 吉例顔見世大歌舞伎の観劇(昼の部)は、梅玉丈が第二の新口村で忠兵衛を演じ、他に扇雀丈が第一、孝四郎丈が第三、そして第四の忠臣蔵では仁左衛門丈、また先に急逝した勘三郎丈の追善として勘九郎丈と七之助丈が出演、今回も、南座一階の舞台真正面前方の良いお席で皆様とご一緒に名演を観劇いたしました。
また、昨年の散策会で支部の皆様ご一緒に体験した南座の大舞台、平成3年の新装開場以来はじめての張り替えを行い、この公演が『新檜舞台開き』とのことでした。
師走の最初の5日間は、京都の花街が入れ替わりで総見、今日もちょうど舞台正面右手の桟敷席に上七軒の舞子、芸妓、右手一階席にはお大尽さまと女将さん方御連中が居並び、華やかな客席は京都の情緒がたっぷりでした。
今回はS大先輩が車椅子での観劇となりました。開場10分前に南座の西側の専用入口で南座の担当者2名が迎え入れ、1階の指定席までご案内下さり、ゆっくり観劇して頂けました。帰りも観客の退席を待って、再び専用出入り口から介護タクシーまでご案内頂きました。最近の施設は車椅子の方でも参加できるよう人員も設備も整っていて安心できました。S先輩、次回の顔見世もご一緒いたしましょう。