京都支部 平成26年(2014年)3月期 定時総会報告(2014年6月14日)
開催日:2014年6月14日(土)
会場:レストラン菊水
出席会員数:23名、ゲスト:5名
恒例の京都支部定時総会は、今年も6月第2週の土曜日に、四条南座お向かいのレストラン菊水で開催されました。
京都支部総会にご出席いただく最高齢は昭和15年高等女学部卒のK先生、今年もお元気にお越しいただき大感激です。そして最新鋭は平成15年大学経営卒のKさん。ご参加下さるお一人おひとりの皆様に心からの敬意と感謝の気持ちをこめてお迎えいたしました。
開会はスクールモットー「地の塩、世の光」の朗読、続いてI幹事の祈祷で、私達が今年も一年間地の塩、世の光となって社会に貢献すること、そして次の総会で元気に再開することを誓い神に祈り、讃美歌312番を斉唱いたしました。
今定時総会には、学校法人青山学院常務理事の杉村佐壽様、青山学院校友会会長の相川和宏様、校友会関西支部の木下支部長、校友会奈良県支部の中田支部長、校友会和歌山県支部の増尾支部長にお越しいただき、支部のメンバーなど、総勢28名が大テーブルに会しました。
まず、杉村常務から学院の現状と今後の取り組みについてお話しがありました。嬉しいトピックスは大学の駅伝、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝、そして新年の箱根駅伝と三大駅伝の全てで青学大が高い成績です。現地で、TVで、応援しましょう。一方、学校を取り巻く環境は厳しいことのオンパレード。理由は、少子化で18歳の人口の減少に反比例して大学の数が増えていること、公立学校で中・高一貫教育が進み、同じ一貫教育をしている私学と競合すること、私学助成金は増えず、学費値上げは難しく、低金利で資金運用収入は伸び悩む、う?んなるほど厳しい。でも大学は学生を青山キャンパスに集約し、短大も学部を思い切って集約して魅力作り、進路や就職支援に力を入れていて、大学の就職率は主要な私立大学ではトップなんですって。既存の学部の教育内容を高めるほか、来年には新しい学部も作るなど、まだまだ向上したいメニューをいろいろお聞きしました、優秀な学生を確保するためのすごい努力ですね。そうやって青学のブランドイメージが高まって、高校の進路指導の先生や生徒の親御さんが青学への受験を押して下さったら志願者数も増えますし、いくつもの大学に合格した生徒さんが青学大を選んでくれること請け合いですよね。青学の現状についてスクリーンにデータやグラフを使って分かり易くご説明いただいたので納得納得、もっと多くの校友にも聞いて欲しい、素晴らしい青学をもっともっとPRして欲しいと思いました。
続いてご挨拶された相川校友会長からも、日本全国、そして世界から優秀な生徒さんを集めるため、後輩である在校生を支援するために奨学金の募金の呼びかけがありました。常務さんのお話しにもありましたが、私達校友が母校にできる身近なことって寄付を続けることですね、エバーグリーン募金に継続して協力していくために、これからもお互いに元気でいようねって頷き合いました。
総会議事では、支部役員の一年間の成果報告と選任、平成26年3月期行事報告、平成27年3月期行事予定、会計報告、そして、今年の行事のトピックの、10月16日(木)に京都で開催される青学大仙波学長の講演会と懇親会が紹介されました。これは昨年6月の代議員総会の懇親会で、各地の会員や校友と交流を図りたいという大学英米文学科同窓会様とご相談して、京都で講演会を開催し、関西在住の多くの校友と幅広い交流を図りましょうという企画が1年を経て実現されるものです。大学の同窓会と校友会の支部が協力して催す初めての行事で、支部としても、同窓会の皆様との交流の輪を広げたいとの想いを叶えるべく、支部のみなさんで手分けしながら、会場、宿泊、翌日のツアーなどの準備を進めているものです。翌17日(金)のツアーは京都支部の秋の散策会の行事と合同で見学会と昼食会が予定されています。
続いて、今年の同行会行事について担当幹事さんから紹介がありました。能楽鑑賞は、あらたにFさんとKさんのお二人が指導役のI大先輩を支える体制を整え、名称を能楽同好会と定めますとのご挨拶があり、参加登録申し込みが行われました。能楽同好会は晩秋の11月13日に素謡の鑑賞会。吉例南座顔見世観劇は12月初旬、クリスマス祝会は12月13日(土)、新年1月にチャリティーコンサートと、行事予定が報告され、出席者全員の御承認を頂きました。
K先輩の乾杯の音頭に続き、懇親会に移り、レストラン菊水の美味しいフランス料理をいただきながらのお喋りに花が咲きました。
今年は久々に若い会員の方々がご出席くださいました、Wさんは烏丸今出川にある私立大学にお勤めです、卒業生出身者が大半を占める職場でWさんは貴重な他大学出身、自らがダイバーシティーとなって組織のパフォーマンス向上に貢献ですね。平成15年卒と今日の出席者で最も新しいKさんは和菓子の卸問屋の若旦那、Yさんも日本と世界を結ぶ旅行業界のいわば卸問屋さん、幅広い世代の様々な経験をお持ちの方々の集まる京都支部でいろんな世界を味わって頂ければと思います。福井のTさんと共に若い皆さんを束ねるWさんはこの春東京に転勤されましたが、東京に異動しても京都支部に通い続けられたS先輩を見習ってどうぞこれからも京都に来て下さい。
最古参の昭和15年卒業のK先生は、女学部で5年生の頃に創立65周年を経験され、築地の海岸女学校として出発してからの歴史の紹介があったことを記憶しておられます、爾来75年を経て今年は青学140周年、K先生これからもどうぞ元気でご出席お願いします。
今回初めてご出席いただいたKさんは長刀鉾のお囃子保存会で太鼓を担当され、毎年祇園祭の準備と重なる6月の支部総会への出席がなかなか叶いませんでしたが、ようやくお時間をいただけました。祇園祭りは蛤御門の変で焼けた大船鉾が今年復活するのを機に49年振りに前祭りと後祭りの本来の巡行の形に戻るとのこと、Kさん是非お話しを皆でお聞きしたいです。
京都の老舗の大旦那のFさんは、この支部の創設メンバーのお一人で今年秋の英米文学科同窓会の京都講演会の参加者宿泊予定先ホテルのオーナーさん、ご厚意に感謝します。
お孫さんの世話と介護でご多忙なSさんは箱根駅伝が大好きで自称駅伝オタク。いつも和服姿でご参加下さるYさんは理工卒で関西支部の木下さんと同窓。
今回も会員の皆様の様々なエピソードがいっぱい、総会では、いつもおひとりおひとりが主役です。
奈良県支部長の中田様、いつもお運びいただきありがとうございます。初めてお越しいただきました関西支部長の木下様、和歌山県支部長の増尾様、これからもよろしくお願いいたします。
賛美歌405番を皆さんで唱和し、記念撮影をして、本日、お集まりの皆さまのご健康と更なるご発展を祈念いたしまして、今年の京都支部総会は無事おひらきになりました。
そのあと、支部初めての二次会(茶話会)を持ちまして、総会で久々にお会いした皆様同士お話しが弾む一方で、若手の皆様と幹事の方々が一緒になって10月の講演会行事の段取りを話し合って下さいました。また、杉村常務、相川会長と近畿ブロックの各支部長との懇談会が持たれ、和やかな雰囲気で、各支部の抱える諸問題や学院や校友会への意見が交換されました。
皆さんありがとうございました、次回もお会いしましょう。