京都支部 吉例顔見世観劇ご報告(2013年12月5日)
2014.06.04 更新
京都支部 吉例顔見世観劇
開催日:平成25年12月5日(木)
訪問先:祇園四条「南座」
出席者:22名
師走の祇園四条南座にて今年の吉例顔見世観劇(昼の部)は、二代目市川猿翁、四代目市川猿之助、九代目市川中車の三大花形役者同時襲名披露の好演を観劇いたしました。
今回も、南座一階の舞台正面前方の良いお席で皆様とご一緒に観劇いたしました。
ちょうど両側の桟敷席に上七軒の御連中が居並び、華やかな客席は師走の京都の情緒がたっぷりでした。
四代目市川猿之助丈、家に伝わる『四の切(『義経千本桜 川連法眼館の場』の通称)』で、源九郎狐の親狐への細やかな情愛、そして舞台から空へ飛びあがり、豪快な宙乗り狐六方を魅せてくれました。
九代目市川中車は南座に初出演、『ぢいさんばあさん』では主人公の「美濃部伊織」役、相方の中村扇雀演じる愛妻「るん」と思いもかけず離れ離れになる運命に、そして歳月が廻り、37年ぶりの再会と、深い夫婦愛を魅せてくれました。(W)