京都支部 吉例南座観劇会報告(2012年12月6日)
2013.05.07 更新
京都支部 吉例南座観劇会報告
開催日:2012年12月6日(木)
会場:京都四条南座 参加者15名
師走の南座顔見世興行は京都の年中行事、11月の半ば過ぎ、南座にまねきが上がると、もう師走かと落ち着きがなくなり、今年の顔見世の演目や配役の噂話に花が咲きます。
今年の観劇会(昼の部)の演目は、第一、佐々木高綱、第二、梶原平三誉石切(鶴ヶ岡八幡社頭の場)、第三、寿曽我対面、第四、玩辞楼十二曲の内 廓文章(吉田屋)でした。
吉例南座観劇会は、従来から京都支部に止まらず他の支部や会員のご家族ご友人など有志の皆さんで誘い合って参加し、南座一階の概ね舞台正面前の良いお席でご一緒に観劇しております。参加する皆さんの足の便を優先的に考慮しつつ昼の部または夜の部を選んでおります。今年から京都支部の同好会行事のひとつとなりました、毎年6月の定時総会でご案内させていただきます。
演目の第二番、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)の鶴ヶ岡八幡社頭の場では、梶原平三景時役を市川團十郎丈が演じておられ、今生の見納めとなりました。力の籠った舞台が今も思い出されます。ご冥福をお祈りいたします。