京都支部秋の散策会ご報告
開催日:平成24年10月24日(水)
訪問先:京都大学総合博物館
出席者:16名
さて『京都は「大学のまち」といわれるほどに、数多くの大学が、市の内外にあります。
その多くは美術館、博物館、資料館といった施設(ミュージアム)をもち、そしてその施設では、教材や研究資料として蓄積されてきたさまざまな美術品、歴史資料など、つまり文化遺産の数々を保存・管理し、その収蔵品を展覧会というかたちで公開しています。
しかし、大学におけるこれらの活動はあまり知られていないのかもしれません。
今回の展覧会は「京都・大学ミュージアム連携」参加の15の大学ミュージアムが収蔵するさまざまな文化遺産の中から、選りすぐった「お宝」を合同で公開する京都で初めての試みです。「京都」を共通のキーワードにして、「京都の姿」「祈る」「記す」「創る」「暮らし」の5つの観点から、大学が集めてきた「京都」の文化遺産を見つめ直します。また、各ミュージアムの目玉ともいうべき作品を、期間限定でご覧いただきます。各大学ミュージアムの歴史・宗教資料から美術品、異文化の民俗資料まで、多彩で個性的なコレクションの魅力を、ご堪能いただけると思います。(「京都・大学ミュージアム連携 大学は宝箱!?京の大学ミュージアム収蔵品展?」の案内から)
ぐぐっと魅かれるではありませんか。こんな貴重な機会を逃してなるものですかと、早速、京都支部の秋の散策会に参加して、10月24日(水)に、左京区吉田の京都大学総合博物館を訪問いたしました。
すっきりと晴れ上がった秋晴れの朝、京都をはじめ、大阪や和歌山などの各地からお集まりいただいた校友の皆様と一緒に「お宝」を拝見いたしました。久しぶりに平日に開かれた行事でしたので、平日しか参加できないという校友の方々にもご一緒いただけたのは嬉しいことです。S幹事さんが入口で待ち受けて下さってましたので安心でした。
参加された方々は口ぐちに、京大にあのような博物館があるなどとは存じませんでしたし、知り得ても一人で行こうというところまで至りませんが、おかげさまで見聞も広がりとてもいい刺激を受けましたとのご感想でした。
この博物館、京都大学が開業以来100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料を収蔵する日本最大規模の大学博物館であることを、行って初めて知りました。また、ミュージアムグッズも充実しており、記念に宇宙食を求められた大先輩も!青山のOBOGの皆さん好奇心がいっぱい、気持ちも若いですよね。
お楽しみの昼食は、大学の道向かいにあり京都の著名なホテルが運営する明るくかわいい宝石のようなレストランで、お料理も雰囲気も行き届いていて皆さんお話も弾み、お腹も心もすっかり満たされました。
お開きのあと、F幹事のご案内で京都大学の正面入り口から時計台の校舎を訪れ、構内をゆっくり散歩いたしました。 京都に住んでいるのに、京都大学を訪れたことがないという校友もいらしたので、幹事さんの暖かいご配慮をとても嬉しく思いました。
次回も楽しみにしています。それでは、来月のクリスマス祝会でまたお会いしましょう。
Fさん、Oさんなど皆さまのご感想からご報告