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京都支部

京都支部 クリスマス祝会報告(2011年12月10日)

2012.05.05 更新
京都支部 クリスマス祝会報告

開催日:2011年12月10日(土)

会場:レストラン菊水 出席者17名

 師走の人出で賑わう祇園四条のレストラン菊水にて、2011年12月10日土曜日に、今年も京都支部のクリスマス祝会が開かれました。

 今年は3月に起きた東日本大震災で多くの方々が犠牲になり、また、大きな被害を受けられた多くの方々がまだ不便な暮らしを送っておられることに、心からのお見舞いと早い復興を願うと共に、世の中の絶望のあるところに希望を、悲しみのあるところに喜びを、暗闇のあるところに光をもたらすことができますようにと、また、今年この会に参加できた幸せと、ご都合やお体の具合等でご一緒できない何人もの方々にも主の祝福がもたらされますように、皆さんと共に天の神様に祈りました。

 全員での「きよしこの夜」の斉唱に続いて、今年のキャンドルトークは、現在国立F大学で教育活動に携わっておられる、京都支部の若手のホープのH9年卒のTさんから「この1年間における研究の活動を通じて」というタイトルで、赴任して1年半の間のエピソードをお話しいただきました。英国のバースで開かれた学会に出向かれたお話しではプロジェクタで映し出される光景に思わず引き付けられます。また、タイ国では大学生がとても真面目に勉強するとか、タイの学生はマンガやアニメに惹かれて日本語を学び始め、次第に日本に惹かれ、日本で学ぶ機会を欲しているそうです。



 そのタイ国ナンバーワンのタマサート大学に、なんと青山学院のオフィスがあり、三重県支部の桑野氏がおられるとのこと、流石青学、タイ国の将来を担う多くの学生さん達に、ぜひ青学で日本の素晴らしさを学んで欲しいです。さて、驚いたのは、TさんがF大学ブランドのカレーを提案して販売に漕ぎ着けられたこと。早速F大学ナンバーワンカレー拝見しました、外函にはTさんが勤めておられるF大学が様々な分野で全国ナンバーワンであることが記されていて、きっとこのカレーを大学生協等で手に取った大学のOBOGの方々、見学にこられた高校生や先生方、ご両親達は喜んで買い求められるでしょう。大学の宣伝と新たなビジネスを融合されたんですね。この企画の成功は、地元への貢献を考え、素材から製造販売に携わって下さったF大OBや地域の方々の協力、そして大学当局の理解まで、次々に巻き込んで結びつけ、実現してゆかれるTさんのお人柄と努力の賜物なんだと感激しました。Tさんは経営学の講義に加え、学生達に、起業に向けたチャレンジ精神を教えておられます。F大学ナンバーワンカレーの成功は、学生達に格好の生きた教材になっていることでしょう。お土産にいただいたカレー、とっても美味しかったです。チャレンジするって素晴らしいですね、私もトライしたくなりました。

 続いて賛美歌「もろ人こぞりて」を斉唱。伴奏は今年も堺市からお見えいただいた昭和18年高女卒、20年女専卒のO大先輩、お得意のキーボードで賛美歌やクリスマスソングを演奏して下さるお元気なお姿に大感激です。スクールフラッグを中心に全員で記念撮影、全員の健康を神に感謝し、フランス料理をいただきながら懇親会に移りました。

 最初に、S15年に高等女学部をご卒業されたK大先輩から短歌の手ほどきのお話しをいただきました。万葉集に始まり子規に至る短歌、その五句三一音に親しまれることとなったきっかけは、女学院時代に、和歌や随筆を集めたB5版の文集に短歌で選ばれた10名程の中に入ったことだそうです。その後、府立病院の勤務医時代に入った歌会や、東京時代に入ったあららぎ派の歌会で毎月10首ほどを今年3月にその歌会が幕を閉じるまで、何十年ものあいだ詠み続けてこられたそうです。あらためて、継続こそ力の源泉ですね。

 今回初参加の52年卒のHさん、お仕事や研究活動の興味深い変遷をお聞かせいただきありがとうございます、次回もぜひお話しをお聞かせ下さい。名古屋でのお仕事帰りに駆けつけて下さったWさん、趣味にも恋にも頑張って、Mさんとバイオリンのデュエット楽しみにしていますよ。久しぶりに宮津から参加された先輩、東京に転勤なさった後でも、京都の行事にご夫婦で参加して下さる先輩、また、お仕事と子育てで奮闘されている先輩、長いお仕事からようやく解放され、趣味の書道の他に家庭菜園でハーブ栽培に勤しみ、ラベンダーを入れたオーナメントをプレゼントにお持ち下さった先輩、お膝の関節や腕の骨折など、お体の障害を克服しながら積極的に外に出て幾つもの趣味を楽しんでおられる先輩、そして、地域の防災活動に取り組んでおられるS先輩からは、地震などの災害が発生した場合に備えて日ごろから心掛けておくべき事柄や確認しておくべき避難路や集合先のお話しなど地区の防災委員として細かな配慮をなさっておられる経験をお話しいただきました、万が一の場合は行政よりも町内のネットワークが頼りになるんですね、あらためて確認しようって思いました。でもクリスマスで防災の心構えまで聞けるなんて、この支部は様々な出会いと発見がいっぱいです。



 全員が近況を報告しあい、最後のお楽しみのプレゼント交換、TさんのF大学ナンバーワンカレーのお土産もいただきました、皆様、楽しいひととき、そしてたくさんの夢と希望をありがとうございました。

 来る新たな年の健康と再会を約しつつ賛美歌を全員で斉唱して今年のクリスマス祝会もお開きとなりました。

報告者 美寿緒の代理

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