梅雨の季節に恒例となった東海支部総会が37名参加のもと
沼津リバーサイドホテルで開催された。
83歳からパソコンを始められたという兼松幸子さんによる
聖書拝読そして94歳になられる磯谷藤枝元教授による
食前のお祈りと乾杯の音頭・・・
高齢を迎えますますお元気な姿に感服するばかりである。
母校よりお招きした吉岡康子先生は宗教主任であると共に
東日本大震災の年から短大の被災地ボランティアチームを
率いておられる。
宮古市との交流はずっと続き、昨年は幼稚園から大学まで
オール青山総勢83名で宮 古市を訪問された。
吉岡先生は私達に一日に一度でよいから今も苦しんでいる
被災地を思い出してと何度も訴えた。
震災の記憶が薄れつつある今、心に刻むべき言葉である。
スクールモットー「地の塩、世の光」の塩は周囲に溶け込
んでこそ、そして光はろうそくの炎のように自らの身を削
ってこそ役割や価値を果たすのだと。
当たり前の毎日がいかに尊く幸せであるかを痛感し、全員
で合唱した賛美歌は心が洗われる思いがした。
同窓生の原絃代さんの手作りケーキをお土産にいただき名残
を惜しみながら散会。
生きてゆく心構えを新たにした一日となった。
鈴木まり子(53E)