昨年の曇天とは違い、例年通り絶好の秋晴れの中、遠州灘を一望に、地球が
丸いことを実感できる、「オークラアクトシティホテル浜松30階ルビーの間」
で35名が出席して11月22日に開催された。
総会は、事務局 杉山泰規氏(昭和55卒 理工)の司会により開会され、続いて
支部長 長谷川義男氏(昭和43卒 経済)の挨拶、各役員から26年度の事業報告
会計報告、監査報告、27年度事業計画・予算計画案・役員改選案が承認・決定
された。
続いて来賓としてご出席の校友会副会長の志村一彦氏より、校友会の活動方針
「母校への貢献」を中心に、アディダスジャパンとのパートナーシップに関する
取り組みや「地の塩、世の光奨学金」について、校友会会費のMARCH各校との
比較、駅伝応援にも使えるマフラータオル(今治タオル製)など、資料に基づい
て学院と校友会の現況を聞くことができた。
その後、校友の料理研究家・喜田芳子さん(昭和32卒 短大)が「家康の食事」
の題目で講演。
家康の生涯の節目ごとに、人質(竹千代)時代、岡崎城時代、浜松城時代、
駿府城時代、江戸城時代、隠居(駿府城)時代に分けて説明。「旬」には走り、
盛り、名残りがあり、季節外れを嫌ったこと、湯漬飯(麦飯と焼味噌)を食した
こと、当時の調味料は塩と酢が中心だったこと、味噌の効用などを聞くことが
できた。家康は信長、秀吉を制して天下を取るためには彼らより長生きする必要
があり、普段から身体のコントロールを怠ることなく泰平の世を築いた史実より
食の大切を感じ、まさに「命は食にあり」を実感できる講演であった。
第2部演奏会「虹色のエレクトーン ゲスト:森に響き渡るホルン」が例年の
如く副支部長 平野修氏(昭和46卒 法学)の軽妙な司会によりスタート。
エレクトーンのソロで I GOT rhythm、夏の日の恋、ヘイジュードを演奏、
その後ホルン&エレクトーンでホルン協奏曲/モーツァルト、荒城の月
SWEETMEMORIES、誰も寝てはならぬ、をエレクトーンの仕組みやホルンの
特徴をわかりやすく説明しながら演奏。エレクトーンとホルンの音色に皆が
聞きほれ、アンコール曲のTIME to say goodbyeで会の雰囲気は最高潮に・・・。
その後、第3部懇親会が村松康雄氏(昭和56卒 理工)の司会により、
松山直次氏(昭和36 卒 経済)の乾杯でスタート。
神奈川県湘南支部、静岡県中部支部、東部支部からの来賓の紹介とスピーチ、
その後、今回初参加の方や久しぶりの参加者、父娘で参加の方の紹介など、
学生時代の懐かしき頃に戻り和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。
最後は石沢信雄氏(昭和44卒 経済)のリードによる恒例の賛美歌405番と
カレッジソングを全員で斉唱し、副支部長 伊藤幸子さん(昭和52 短大)の
閉会の辞にて幕が閉じました。
その後も、一同解散が名残惜しく、殆どの方が二次会へと
時の過ぎるも忘れて・・・。