例年通り絶好の秋晴れとは言えない曇天でしたが、遠州灘を一望に、

地球が丸いことを実感できる、「オークラアクトシティホテル浜松30階

ルビーの間」で38名が出席して11月9日に開催された。

　総会は、事務局 杉山泰規氏（昭和55卒　理工）の司会により開会され、

続いて支部長 長谷川義男氏（昭和43卒　経済）の挨拶、各役員から

25年度の事業報告、会計報告、監査報告、26年度事業計画・予算計画案

・役員改選案が承認・決定された。

　

続いて来賓としてご出席の校友会副会長の紀正尚氏より、校友会の活動方針

「母校への貢献」を中心に、募金のお願いや「募金サイト」新設について、

資料に基づき説明を受けた。

　また青山学院大学　社会校情報学部長の稲積宏誠から、本学の課題の一つ

である「東京ローカル化」＝地方からの入学者の減少についての対策などの

報告を聞くことができた。

　

　その後、校友の浜松観光ボランティアの会・森部勝義氏（昭和43卒 経済）

が「渋谷界隈の事件簿」の題目で講演。森部氏は卒業後警視庁に入庁し、

円山町などで路上に寝ての張り込みの経験や、銀行強盗の犯人に3ｍの至近

距離から拳銃を向けられたことや、覚醒剤所持の現行犯逮捕時に当時流行って

いた「ドッキリカメラ」と間違えられたことなど、元刑事ならではの経験談を

聞くことができた。



前回から演奏会を第２部として独立させ「魅惑のエレクトーンオーケストラ」

が例年の如く副支部長 平野修氏（昭和46卒　法学）の軽妙な司会により

スタート。インザムード、真珠採りのタンゴ、ムーンナイトセレナーデ、

コンドルは飛んで行く、花（喜納昌吉）、世界に一つだけの花、

ボレロ（ラヴェル）、そしてエレクトーンのソロでオーケーストラの様な音を

出す仕組みをわかり易く説明しながら演奏。

足の鍵盤だけで聖者の行進を演奏したりと、そのテクニックと音色に皆が聞き

ほれ、アンコール曲のでラ・クンパルシータで会の雰囲気は最高潮に・・・。



　その後、第3部懇親会が顧問 堀内正康氏（昭和35卒　経済）による乾杯で

スタート。

静岡県中部支部、東部支部からの来賓の紹介とスピーチ、その後、今回初参加

の方または久しぶりの参加者4名の紹介、校友の懐石料理教室校長や

フラメンコ舞踊家の話など、学生時代の懐かしき頃に戻り和気あいあいと

楽しいひと時を過ごした。

　最後は副支部長 石沢信雄氏（昭和44卒 経済）のリードによる

恒例の賛美歌405番とカレッジソングを全員で斉唱し、

幹事 上村訓子さん（昭和59 文学）の閉会の辞にて幕が閉じました。

　その後も、一同解散が名残惜しく、殆どの方が二次会へと

時の過ぎるも忘れて・・・。

　　　　　　　　事務局　杉山泰規（昭和55卒　理工）