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静岡県西部支部

第98回箱根駅伝を応援する集い

2022.01.27 更新
                  山中宏美(S53経済) 
 静岡県西部支部では箱根駅伝における母校の活躍を、パブリックビューイング方式で過去2017年の第93回大会から第96回大会まで「箱根駅伝を応援する集い」(以降「集い」と省略します)継続実施してまいりました。2021年の第97回大会は開催されましたが、残念ながらコロナ感染下で集っての応援は無理だと判断し中止に致しました。そして迎えた今回第98回大会は、開催をするか否か大いに迷いました。折しも10月の支部総会は第5波の影響もあり中止にいたしました。11月に入りコロナ状況が大分沈静化つつあったことを鑑み、限定役員会を11月15日に開催し、人数縮小(10名前後、例年は20名〜30名)・マスク着用・着席の距離を保つ・原則拍手応援で行い開催とすることを決定いたしました。場所は例年通り「アプレシオ浜松ビオラ田町」で行い人数を少なく制限した分、応援グッズを増やして雰囲気だけでも盛り上げるように工夫することにしました。原監督の恒例の本年度の作戦名が「パワフル大作戦」でしたので、出来うる限り静岡県西部の地から「パワー」が届くようにしたいなと思いました。
そして、令和4年1月2日良く晴れた大手町のスタート地点で朝8時号令が鳴り響きました。「集い」の集合時間は10時ですが、私は準備の為毎回午前8時前には会場に行き準備が始まります。アルコール消毒液・検温計・アクリルパーテーションを準備しながら今までとは違った緊張感を感じました。画像の調子が悪く中々映らなかった時は、レースの状況もわからず、ましてや参加者の皆様が来られた時に画像が見られなかったらどうしようかと焦りを感じました。会場担当者の方のご努力のお陰で、画像が見られるようになった時は、1区も残りわずかな地点でした。志貴選手が前の方の集団にいたのを確認した時には、ホッと胸を撫でおろした次第です。そして2区へ襷が渡った時は、エースの近藤選手ならどうにかしてくれるであろうと思いました。このころから参加者の方々が一人また一人と集まり始めました。期待通りエースが良い位置で3区の1年生太田選手に繋げてくれました。そして、太田選手が併走していた他校の選手を残り僅かな所で、前に出て引き離したときは本日の参加予定者全員が集まった事と重なり、大拍手で盛り上がりました。2年ぶりの「集い」でしたので、これが集まって応援することの何よりの喜びであり母校愛を強く感じられる瞬間であることを思い出しました。そして4区の飯田主将に襷が渡りました。主将であり4年生である飯田主将は、最後の箱根に掛ける強い気持ちがあったと思います。案の定、2位を引き離し5区の1年生若林選手に襷が渡った時は、「やっぱり」「さすがだ」と思いました。若林選手が区間3位の走りで芦ノ湖の往路ゴールの飛び込んだ時には、この日最大の拍手が沸き起こりました。思い思いのガッツポーズで全員が嬉々として記念写真に納まりました。これで、明日も参加予定者は全員来てくれるだろうとの確信も持てた瞬間でもありました。全員笑顔で手早に片付けを済ませ、軽やかな足取りで帰途につきました。
そして、復路も絶好の駅伝日和に恵まれ期待に胸膨らみました。芦ノ湖のスタート地点を高橋副主将が元気よくスタートを切った時は一人で拍手を送りました。快調に天下の剣を下り7区の岸本選手に襷が渡った時には2位に3分以上の大差がつきました。一昨年のこの「集い」の時に、最も驚かされた岸本選手の鮮烈な2区1年生デビューが脳裏に浮かびました。しかし、昨年1年間怪我で3大駅伝に一度も顔を見せられずにいた岸本選手の雄姿を見た時は鳥肌が立ちました。そして、ここから母校の更なる快進撃が加速しました。丁度このタイミングで参加者も集まり始め応援の気運も加速し始めました。そして「駅伝力抜群」の8区の佐藤選手に襷が渡りました。佐藤選手も区間2位で走りぬき、2位に4分以上の大差をつけ9区の中村選手に渡った時には、またもや大拍手が起きました。しかし、圧巻はこれからでした。9区中村選手・10区中倉選手が連続の区間新による区間賞の大健闘でした。画面に母校の選手が映るたびに手拍子・拍手の連続になりました。そして、ついに大手町のゴールに、2位に10分51秒の大差をつけ総合10時間43分42秒の大会新記録で飛び込んだ時には、参加者全員から昨日以上の気合の入ったガッツポーズが飛び出し、そして記念写真に納まりました。昨年の往路12位・総合4位そしてこの「集い」が開催出来なかった悔しさが一気に吹き飛んだ瞬間でした。この時だけは全員声を抑えてでしたが「凄いね」「良かったね」の言葉が飛び交いました。
 原監督には優勝への執念を感じさせていただきました。昨年の結果、今年の出雲・全日本の2位からの優勝でした。選手配置・起用の巧みさと育成のうまさ。それにその采配の期待に応える選手個人の「自律したパワフルさ」。本当に「あっぱれ」だと思いました。感動を与えていただき感謝の念に堪えません。やっぱり集まって応援すると、一人でTV応援する時に比べ喜びが3倍にも4倍にも増します。感染対策には大変気を使いましたが、「箱根駅伝を応援する集い」を実施出来て本当に良かったと思いました。
今後の母校の活躍を祈りつつ、参加者全員が昨日以上に嬉々として帰路につきました。






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