校友の箱根駅伝で「3代目山の神」と呼ばれた現在プロの陸上選手である神野大地選手が浜松に移住されてきました。さっそく支部として神野選手をお招きして、本来であれば支部の多くの会員の皆様と共に歓迎の会を、と思いましたが、現在のコロナ感染状況を考慮して限定役員のみでの「神野大地選手を囲む会」を6月6日(日)に開催致しました。
場所は、浜松市中区板屋町の「笑門浜松」において18時30分から20時30分までの2時間で行われました。神野選手・限定役員として長谷川支部長・平野副支部長・杉山事務局長・山中宏美と神野選手と以前から親交のある平野副支部長の御子息である平野啓介さん(本学大学院卒)の6名の出席でした。コロナ禍でありますので、出席者全員の名簿を提出し、前面の遮蔽や座席間の距離を取るなど厳重な注意をして行われました。美味しい料理を食べながら、和気あいあいとした雰囲気であっという間の2時間でした。実業団チームには所属せず、プロの陸上選手として活動している神野選手に、何故浜松に移住されたのか、今後の目標は何かなど色々な角度からのお話を伺うことが出来ました。神野選手の人柄もあり、素直に率直にお答えいただきました。
移住理由は、「世界で戦える選手」を目指しているご自分にとって、より良い練習環境が浜松にはあると判断したからだそうです。具体的には、以前からコーチを受けている元世界陸上マラソン日本代表選手である藤原新コーチが浜松市に本社のある「スズキ」の専任コーチとして浜松に在住されており、直接コーチを受ける為だそうです。また、練習環境として佐鳴湖湖畔や中田島砂丘が素晴らしく、ご自分に合っていると判断したそうです。今後は、パリオリンピックや世界陸上競技選手権ユージーン大会の出場を目指すそうです。そのための練習環境として浜松が最適であると判断したそうです。4月に東京から拠点を移して以来、一日も休みなく練習しているそうです。当日も、21Kmを走ったあと会に出席していただきました。ケロッとした顔で食事をしていましたので、さすがだなと感じました。「浜松から世界を目指す」高い志と高い身体能力を持つ神野選手には、是非夢を実現して欲しいとつくづく思いました。そして、支部を上げて神野選手の夢の実現のために応援していきたいと思いました。がんばれ神野選手。
「支部総会」が開催できる状況になれば、都合さえ合えば参加していただけるそうです。是非会員の皆様にも、神野選手と話が出来る機会にもなりますので、多くの方々にご出席いただきたいと思います。
山中 宏美 (昭53卒 経)