野毛のジャズ喫茶「ちぐさ」が4月10日に90年の歴史にいったん幕を下ろしました。横浜野毛の歓楽街にたたずんできた「ちぐさ」、レンガ壁の建物の扉を開くとコーヒーの香りとともに心地よいジャズの音色が身を包んでくれる、3000枚を超えるレコードファイル、名物の大型スピーカーは1970年代の特注品。
その昔、渡辺貞夫、日野皓正らも最新のジャズを求めて通いつめたそうです。来年3月には博物館とライブハウスが融合した「ジャズミュージアムちぐさ」に生まれ変わります。地上2階建て全面ガラス張りで吹き抜け、旧店舗を再現した喫茶コーナーとライブコーナーが設けられ、外からも演奏が眺められるようです。
さて、コロナの影響で当同好会もイベントは差し控え、個人レベルでのジャズ喫茶会合を開催しておりましたが、前述のジャズミュージアムのオープンにはみんなで行く予定にしております。その前には今年10月に久しぶりの「横浜ジャズプロムナード・ツアー」を再開したいと思います。また、bar bar barのジャズライブも復活しましたのでツアーを企画する予定です。開催日時は確定次第に連絡します。
2022年10月9日 渡辺 眞一