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千葉県東葛支部

TWC第20回≪江戸城の11城門を巡る≫実施報告

2018.11.26 更新




実施日:2018.11.24(土)曇り後晴れ

集合日時:JR松戸駅、24日8時35分

参加者:21名(男12、女9)

歩行数:約20,000歩

歩行距離:約10km

歩行時間:約5時間・見学時間を含む

コース概略:東京駅丸の内中央口→(1)和田倉門→巽櫓→(2)桔梗門→(3)大手門→百人番所→富士見櫓→松の廊下跡→富士見多聞→天守台→汐見坂→二の丸庭園→(4)平川門→(5)北桔橋門→北の丸公園→吉田茂像→(6)清水門→日本武道館前→(7)田安門→インド大使館前→千鳥ヶ淵→英国大使館前→(8)半蔵門→三宅坂→国立劇場前→井伊掃部頭邸跡(櫻の井)→国会議事堂前→警視庁前→(9)桜田門→(10)皇居正門(石橋)二重橋(鉄橋)→楠木正成像→(11)馬場先門→日比谷通り前=解散

*(1)和田倉門

元和6年(1620)に構築され「蔵の御門」とも呼ばれ、士衆通行の橋とされていた。和田「わた」とは海の名称で「わたつみ」と同じ意義で、日比谷入江に望んで倉が並んでいたので呼ぶようになった。



*(2)桔梗門

江戸時代は「内桜田門」が正式名称。太田道灌の桔梗紋が屋根瓦に入っていたので桔梗門と呼ばれた。幕府の要職者が登下城するため厳重に警備された。



*(3)大手門 

江戸城の正門、仙台藩主・伊達正宗が元和6年(1620)に築造した。明暦の大火で高麗門・渡櫓門ともに類焼した。その後も再建や修理を繰返した。昭和42年(1967)に再建した。当時は大手門から先に入場できる身分が決まっていた為、大名が登城するときは家臣は門前の広場で待たされた。



*(4)平川門

江戸城の裏門。大奥への出入りが便利な門のため奥女中の通用門で「御局御門」の異名。また江戸城の鬼門の方角にあたることから「不浄門」とも呼ばれ罪人や遺体はここから出された。





*(5)北桔橋門(きたはねばしもん)

北桔橋門は江戸城天守台北側と北の丸方面をつなぐ城門である。江戸時代、ここには「北桔橋門」という 枡形門 があった。この門を入ったすぐ正面には江戸城の天守閣があり、この門は江戸城北側の守りの最重要地点でもあった。そのため橋の形状を「跳ね橋(橋を跳ね上げ渡れなく出来る)としたことから、『北桔橋(きたはねばし)』と呼ばれるようになっている。現在でも、門の柱には橋を跳ね上げるために滑車をつるしたと思われる金具が残っている。



*(6)清水門

江戸城北の丸の東門。現在の門は万冶元年(1658)に再建されたもの。高麗門と渡櫓門からなる門は、江戸時代のものが現存し、国の重要文化財。清水門という名の由来は、家康入府で江戸城が築城される以前、中世には清水寺が建っていたとか、清水が湧き出す土地だからともいわれている。



*(7)田安門

北の丸公園の入口にある田安門は江戸時代初期の1636年(寛永13年)に建てられた門で、江戸城の総構えが完成した当時から残る唯一の遺構。国の重要文化財(建造物)に指定されている。



*(8)半蔵門

江戸城の西側に建造された門で大手門とは正反対の位置にある。門の名前は江戸城の警護を担当する伊賀組を率いていた服部半蔵が門前に屋敷を構えていたことに由来する。この門内は吹上御庭と呼ばれていた。現在は吹上御苑と呼ばれ御所・宮中三殿・生物学研究所・水田などがある。天皇や各皇族が皇居への出入に使う門である。



*(9)桜田門

桜田門外の変が起きた場所。枡形門のスペースが現存する江戸城城門で最大規模を誇る。桔梗門を「内桜田門」と呼ぶのに対しこちらの桜田門は「外桜田門」と呼ぶ。

安政7年(1860)3月3日大老井伊直弼が水戸・薩摩の浪士たちに殺害された舞台。井伊邸とはわずか500mほどしか離れていない場所である。ほんの一瞬をついた暗殺劇であった。





*(10)皇居正門(石橋・鉄橋)

皇居正門は江戸時代は土で出来た「土橋」だったが現在は石で出来た橋で、「正門石橋」が正式名称。

二重橋は皇居内にある橋の通称である。正確には皇居正門から長和殿へ向かう途上、二重橋濠に架かる鉄橋のことで本来の名称は正門鉄橋である。正門には皇宮警察の皇宮護衛官の儀仗隊がおり、通常一般人は二重橋を渡ることはできない。



*(11)馬場先門

馬場先門は寛永6年(1629)に造られた。門名の由来は、3代将軍家光が寛永12年に門内の馬場で朝鮮使節の曲馬を上覧したことから朝鮮馬場の名が生まれ、馬場先の名が付けられた。(写真なし)

<文責・佐々木> 以 上


※こちらからpdf形式の報告原稿をダウンロードできます。

TWC第20回.pdf


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