日時:平成28年1月24日(日曜)快晴
場所:松戸七福神巡り
行程:武蔵野線新八柱駅前出発
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円能寺(福禄寿尊)→
徳蔵院(寿老人)→八柱駅(新京成)⇒松戸駅⇒京成バス⇒
宝蔵院(大黒天)⇒京成バス⇒春雨橋→
善照寺(布袋尊)→<昼食30分>松戸駅⇒京成バス⇒主水→
金蔵院(恵比寿神)→京成バス停主水⇒武蔵野線南流山駅⇒新松戸駅→幸谷駅(流山電鉄)⇒小金城址駅→
医王寺(毘沙門天)→
華厳寺(弁財天)→本土寺参道→北小金駅⇒解散
出席者:17名(男12名+女5名)
★日本列島を寒波が襲来し九州鹿児島でも記録的な降雪となった由とのニュースで、天候を心配したが寒気は厳しいにもかかわらずこの日は快晴となり、日溜りの暖かさに恵まれたお日和であった。今回から新規にTW仲間となった5名の女性参加者と、減らず口をたたく気が置けない男性諸君と共に、総勢17名の連隊で松戸七福神巡りのウォーキングを楽しんだ。
【歩行数≒20,000歩】
★七福神信仰の由来
江戸時代、徳川家康から富国繁栄の方法は何かと問われた天海僧正は、七福神の絵を描き「七難即滅」「七福即生」を説明した。即ち、水害・火災・盗難などの七つの災害を除き、生命・財産・長寿など七つの幸福を招くという七福神を説いたことから七福神信仰が始ったと言われる。
松戸七福神は松戸市にある≪真言宗豊山派・七ヶ寺≫による、福徳と心の安らぎを大切にした七福神である。
☆円能寺(福禄寿尊)
土高山空照院円能寺と言う。本尊は阿弥陀如来。開山は570年前の室町時代文安四年(1447)に尊祐上人によると伝えられる。松戸千駄堀にある由緒ゆかしき真言寺院である。
*中国道教の神さまで、幸福・高給衣食住・長命の三つの徳を与えてくれる神さまの≪福禄寿≫を安置している。
☆徳蔵院(寿老人)
日暮山医王寺徳蔵院と言う。本尊は慈母観世音菩薩(子育て観音)。およそ600年前に深慶和上によって開創された。市川に在る下総国分寺の末寺と伝えられるが、数度の火災により焼失し詳細不明である。山寺の趣がある。
*長命・富財・与宝諸病平癒の神で、中国・老子の化身の神である≪寿老人≫を安置している。
☆宝蔵院(大黒天)
光明山宝蔵院真言寺と言う。本尊は大日如来。寺に残るに慶長14年(1609)と刻まれた石碑から400年以前の創立と伝えられる。境内には不動堂・仁王尊像・子育て出世地蔵・いぼとり地蔵などが祀られている。
*インドの神様で裕福を示し有徳・財宝・戦闘の神さまである≪大黒天≫を祀り安置している。
☆善照寺(布袋尊)
松戸山善照寺と言う。本尊は聖観世音菩薩。開山開基は不詳なれど慶長16年(1611)から現在地に在る。境内正面の不動堂には文化年間の松戸宿大火を逃れた不動尊を祀り、火伏の不動尊として篤い信仰を得ている。
*七福神の中で中国唐時代の唯一実在人物で、堪忍と和合を教えてくれる神さま≪布袋尊≫を安置している。
☆金蔵院(恵比寿神)
暁老山金蔵密院と称す。本尊は飯綱不動尊。寛永六年(1629)法印良慶和尚の開基。家内安全・五穀豊穣を叶える祈願所。飯綱不動尊は、御尊顔は烏天狗、御尊体は剣と縄を持ち火炎を背負う霊力厳かな姿である。
*日本神道の出身で商売繁盛の神さま≪恵比寿神≫を安置する。
☆医王寺(毘沙門天)
日照山医王寺と称す。本尊は不動明王。寛永年間(1624~1645)越後国より一法師が不動明王を供奉し、当地の護持仏として安置開基したと伝えられるが定かでない。
*仏様を守護する四天王の一人で財宝福徳を与え、悪霊を退散・気力充実の神さま≪毘沙門天≫を安置する。
☆華厳寺(弁財天)
法峯山地蔵院華厳寺と言う(通称・火防の寺)。本尊は地蔵菩薩。700年前に幸田川に流れていた地蔵菩薩を村人が引揚げ、安置し火防の地蔵尊とした。以来、幸田の地区には全く火防事故が無く今日に至っている。
*インドの神さまで水の神・学問芸術の神・富財の神である≪弁財天≫を安置している。
徳蔵院にて