2022年(令和4年) 11月21日(月)
参加 16人 (女性 6人 男性 10人)
印旛沼の南東、緑豊かな丘陵地帯に位置する酒々井
中世城郭の面影を残し「兵ものどもの夢の跡」と芭蕉の句を思わせる 本佐倉城の跡をポールウォーキングしました。
前日からの雨が朝まで残り、昨夜は開催すべきか散々悩みましたが、昼頃から雨は上がりそうだとの予報を信じ多少降られても大丈夫と決断。
スタートする頃には雨は上がり、天気の神さまが参加者全員にまぶしいほどの太陽を届けてくれました。
駅前で念入りにスタート前の準備運動です
県道137号下のトンネルを潜り、一路本佐倉城跡へ・・・・
線路際に双体道祖神の祠が
京成線の線路際を抜け、踏切を渡ります。昔はこの辺りまで印旛沼の一部でここから利根川を経て江戸・銚子方面への輸送の要所だったそうです
カンカンムロ横穴群(S20年発掘)
言い伝えでは
「結婚式を迎えようとしている若者が式に使うお膳などが無く困って弁天様に祈願したら洞穴から(望みをかなえよう)と声がして翌朝行ってみるとお膳が置いてあり、式は無事執り行われた。この評判を聞き借りる人が増えたが一人の男が返さずにいたらその後どんなに頼んでも
お膳やお椀は出てこず、かしわ手を打つ「カンカン」と洞穴に響くだけとなりそれから洞穴は「カンカンムロ」と呼ばれるようになった…そうです
私有地となっていて手入れもされておらずただの横穴でしたね
本佐倉城跡へ到着
動画
NHK大河ドラマにも出てきた千葉常胤の時代、鎌倉幕府の成立に大きく貢献し幕府の中でも重要な一族でした。秀吉の天下統一まで百年余り下総の中心だった戦国時代の名城は木が生い茂り、空堀や土塁などが城の名残を思わせます
戦場を思わせる矢立の前で
東山の物見台へ 城の北側の見張りをしたところです
天然の要塞を思わせる虎口を通り鬱蒼とした竹林を抜け城山郭へと昇ります。主殿・会所・厨房などがあったと思われますが、今は野原となっていました。
動画
夫々持ち寄ったお弁当を広げ、のんびりとランチタイムです。
食事の後は脳のトレーニング・・・思う様にならないのが良いとこです
静かなたたずまいの千葉氏の守護神「妙見神社」
可なりの急勾配を前のめりになりながら登ると朱色の山門に歴史を感じる勝蔵院に到着です
酒々井の地名の起源と伝わる「酒の井の碑」
伝説では親思いの孝行息子は一生懸命働いて父親に酒を買っていたが
ある日買う金が無く、家に帰ろうとしていたところ道端の井戸から良い香りの酒の匂いがし、本物の酒だった早速持ち持ち帰り父親に飲ませると父親はうまい酒だと喜んだそうです。しかし息子以外の人が汲んでもただの水となり・・・この話が広まりこの井戸を「酒の井」と呼び
何時しか酒々井となったという・・・・・
下宿麻賀多神社です。酒々井の鎮守様で古木が聳え立っていました
今日のポールウォーキングは約5.5キロの道のりでした
途中農家の庭先に咲く満開の「コダチダリア」の花が癒してくれました
歩いた後はクールダウンして筋肉をほぐし、疲れや痛みが残らない様にしましょう 長岡先生の指導でゆっくりと体をほぐします
動画
終わってみれば風も無く、暑くも寒くもなく、うっすらと汗ばむくらいの陽気となり幸運でした
次回定例会は12月22日(木)すみだのリバーサイドをスカイツリー&浅草までPWし、今年の納め会とします
詳しくは改めてご案内いたします
12月 自主練習会開催日程
2日(金)・6日(火)・9日(金)・12日(月)・16日(金)
20日(火)・・今年の最終日です
21世紀の森と広場 中央案内所前 10時30分 スタート
HP制作 内藤