ウォーターフロントの黄昏。いつ行っても風情がある。
コレが魅力!
チャンタブリーはタイでも最も魅力的な町のひとつだ。タイでは宝石の都として、あるいは果物の美味しいところとして人気の観光地である。市内の中央には大きな湖の公園があるが、これはタイの地方都市のいわば定番である。この大きな湖の中央には結構広い島があり、この島では様々なスポーツができるような運動公園となっている。この公園の名はタクシン・マハラート公園と言うが、その名が示すようにタクシンゆかりの地である。
ただこの街を魅力的にしているのはやはり、川沿いのウォーターフロントエリアの旧市街地であろう。ここはチャンタブリー川に沿って古い味わいのある街並みとなっている。実際にここを歩けば川にしか見えないが、地図を見ればクローン・チャンタブリー、即ち運河となっている。つまり運河沿いに街が形成され、どこを歩いても画材となりそうな味わい深い旧市街の路地が続くのだが、運河にかかる小さな橋を渡ると、チャンタブリーのもう一つのシンボルと言われているフランス風のカトリック教会がそびえている。
それもそのはず、このタイ東南部の海岸地帯はベトナム、カンボジアに近く、それらを統治していたフランスの影響が色濃い土地でもある。否、そればかりか当地はタイの版図にありながらフランスの植民地になっていた時代があったのだった。それゆえにエキゾチックで、食べ物も美味しく、魅力的な町となっている。
宝石がゴロゴロ
コリャたまげた!
宝石の町だけに宝石市が定期的に開催され、その日には宝石がゴロゴロ、ジャリジャリと溢れている。どれも魅力的に見えるがやはり鑑定眼がないと適正価格で買うのは難しい。宝石の鑑定士と友達になって安い原石を買って運試ししてみようか。
ウォーターフロントの旧市街。そぞろ歩きが気持ちいい。
コレだけは覚えて!
旧市街のウォーターフロントの魅力的なホテルはすぐにいっぱいになってしまうが、通りを1本ずらすと予約がなくても泊まれる魅力的なホテルがいっぱいある。そこからウォーターフロントの旧市街を歩き、橋を渡ってカトリック教会へ行く。暑いので帽子を被って散歩するだろうが、教会の中に入るにはちゃんと脱帽しないと中には入れてもらえない。
近くには牛肉を使ったクイティヨウの絶品レストランがあるが、他にも美味しいレストランがいっぱいあるので、自分で探してみよう。
Reported by Junichi