青山学院緑岡小学校(初等部の前身)2期生クラス会
~幼ななじみが昔に戻って、なんでもおしゃべりする会に~
我々は、小学校創立の2年目(1938年、昭和13年)に入学しました。
5/13のクラス会では、70年余若返った積りになって、今までお互いに話あったことの無かった、何故、新設で評判もなかったのにここに入学することになって、このきずなが出来たのかなど、出席者18名全員が話をしました。やはり、親族が青山学院、米山梅吉校長とゆかりがある、宗教上、などが殆どでした。確かに当時は軍国主義最盛で、キリスト教徒はややもすると敵対視される時代でした。しかし校長直々の薫陶も受けながら、仲良く、順当に育てて頂きました。
今や、他界した人は勿論、戦中、戦後の混乱期も経て消息不明者も多く、その数は、男子で2/3に、女子でも1/3に及びます。又、本人の体調や配偶者への老老介護で出席不能の人も増えています。その一方で、独り暮らしを余儀なくされている人々も含め、老齢なるが故に、小学校の幼馴染との、全く気の置けないおしゃべりが、心身の健康のために貴重です。
我々は、今後、年1回恒例の会のほかに、随時、簡便なおしゃべり会を作ることにしました。
クラスには、今や国民的に感動を与えているピアニスト、ヘミング・フジコ(大月)さんや二期会の重鎮、藤井多恵子さんなど音楽家も多く、男子では卒業して他に進学した人たちは、1中(現日比谷高校2人)、麻布中など、今でいえば結構進学校だったかも。フジコさんは超多忙で、この処ご欠席でしたが、相変わらず友情も豊かで、少し時間が出来たら一緒に楽しめることでしょう。
2期 持回り幹事 松井 秀行