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香川大学 淺野裕俊先生
2019.09.01 更新
さて、いま私がお世話になっている香川大学について少し紹介させてください。香川大学は医学部、農学部、教育学部、法学部、経済学部、創造工学部の6つの学部で構成される総合大学です。私の所属は創造工学部で、一昨年度の改組にともなって4学科から1学科7コースの新しい学部へと生まれ変わりました。現在2年目。旧学部と新学部の両方の授業が走っているだけでなく、セメスターとクォーターの科目も混在しているため、教務を任されている私としては心配事が絶えないのですが、これからも陰ながら学科を支えていきたいと思います。以下は表門から撮影した香川大学創造工学部キャンパスの写真です。写真からはわかりづらいのですが創造工学部のキャンパスは長細い形をしています。これは元々この土地が空港の跡地だったからだそうです。この表門から裏門に抜けるまで5分もかかりません。キャンパスの目の前にはうどん屋があり、学生や職員はよくそこに行きます。私も朝食や昼食を食べによく行っています。香川県に来て初めて知ったのは、讃岐うどんはお店によって味が全く異なるということです。私は色々と食べ比べた結果、コシが弱くて喉越しの良いうどんが好きになりました。着任当初はコシの強いうどんが好みだったのですが気づかない間に変わったようです。学会等で香川にお越しの際はぜひ食べ比べてみてください。
図1 表門から撮影した香川大学創造工学部キャンパス
私の研究室と学生も紹介させてください。以下は研究室の写真です。色々と物を作っては実験で試しているため、実験機器や試作回路が散乱しています。毎年配られる教員研究費がかなり少額のため、外部資金をとってこないとまずまともな運営はできません。資金を獲得しては実験機材を購入したり、試作品の材料費や遠征費に充てたりしてなんとか運営しています。青学時代は生理心理計測実験をメインにやっていましたが、最近は制御システムやミックスドシグナル回路、解析や推定のためのプログラムなど、各研究テーマに合わせて作る機会の方が増えてきました。実験も新しい発見があって楽しいのですが、ものづくりの方も実際に手を動かすことで見えてくるものがたくさんあってとても為になっています。
図2 研究室の風景(ディスカッションスペース)
図3 研究室の風景(作業スペース)
図4 研究室の風景(実験スペース)
以下の写真は私の研究室の学生です。現在、大学院生5名、学部生4名の9名が私のところにいます。青学では毎年10名ほどの学部生が研究室に入ってきますが、私の所属するコースは毎年2名から4名と非常に少ないです。生理心理計測実験をやっているせいか、学生が多く集まる賑やかな研究室になりました。昨年度からマレーシアからの留学生もメンバーに加わり国際色も少し出てきました。日本語と英語が入り混じったディスカッションは勉強になります。最近ちょっと行ってみたい研究所を見つけたので、身の丈に合っていないかもしれませんが、国際共同研究加速基金等を利用して海外に行ったときにこの経験を役立てたいと思います。
図5 研究室の学生
取り留めのない話を書いてきましたが、最後に私の家族について話をさせてください。以下は先日公園に家族で遊びに行った際に撮った写真です。私は青学を退職後に結婚し、昨年には子供も産まれ、家族三人で楽しい毎日を過ごしています。最近、子供は意思を身体や言葉で表現したり、数歩程度ですが歩けるようにもなりました。意味のある言葉も僅かですが話せるようにもなりました。小さな成長を見つけるたびに妻とはしゃいでいます。仕事と子育ての両立は想像以上に大変ですがとても楽しいです。このような日々があるのもすべては皆様に支えていただいたおかげです。本当にどうもありがとうございました。最近は仕事が忙しくて淵野辺キャンパスにお邪魔する機会も減ってしまいましたが、出張等でお邪魔した際はぜひ昔話でもできたらと思います。今後とも何卒よろしくお願い致します。
図6 私の家族