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細田会長 季節のご挨拶
2011.12.06 更新
もう師走!
あっと言う間の一年だったと思っているのは私だけでないだろうし、加齢性から来る時間短縮感でもないだろう。極寒の中で被災し、基本的に先が見えないなかで次の寒さを経験しておられる被災者の方々の胸の内を考えると居ても立ってもいられない思いである。一日も早く彼らに心の平安が訪れることを祈るばかりである。
【閑話休題】 今年になって経年劣化した我が家を建て直し、子供たちと同居することを決心しボロ屋を取り壊した。悲しかったことは永年に亘り実を鳴らせ、干し柿として私たちを楽しませてくれた老柿の木を一本切り倒したことであった。長男の家をそこに建てるための仕儀ではあったが、伐採に反対するのは私一人。次男の「父さんは柿の木と兄さんとどっちが大切なんですか?」の一言に私はただ口の中で「だって死んだ女房がこよなく愛した柿の木じゃなあいか」とモゴモゴ呟くばかりであった。30年来の晩秋の風物詩である干し柿作りも今年は残された柿の木で採れたものだけで作り、それを待っている大勢の知人には詫び状を送るのみとなってしまった。
老木には後輩が登ってくれた
例年の柿剥き風景。大勢の仲間が駆けつけ手伝ってくれた
吊るす柿は合計900個。自分で食べることはほとんど出来ない。