校友会本部
- 部会・同窓会
- 支部
- 国内支部
- 海外支部
- アイビーグループ
- 職種別系
- ゼミ・アドグル・その他
- 文化系
- 体育系
サイト登録のある団体のみ、この一覧に表示されます
TOPページ > 広報 > 細田会長 季節のご挨拶
細田会長 季節のご挨拶
2011.10.20 更新
錦秋の候
青山学院校友会
会長 細田 治
「錦秋の候」とは、先人たちもよくも言ったものである。しかしながらこの季節の言葉の意味は、山々が光り輝き紅葉に彩られ、人々がそれを愛でることだけを錦秋と言っているのではないと聞いた。稲穂が垂れ、柿、栗らもたわわに実り、海では厳しい冬への備えとして内に脂を蓄え、この上なく美味な魚が市場に出回る。目で楽しみ舌で楽しむ、そして最後は心で愉しむのがこの秋であり、先人はこれらの総てをもって「錦秋」と言ったのだそうだ。
一年の三分の二が過ぎ、それぞれ楽しかったこと、苦しかったことを思い出すのもこの頃である。校友会長に就任し、多くの方々と初めてお目に掛かり、お叱り、励まし、たくさんの話しができた。全国各地の支部総会にお邪魔し純粋に母校のことを考える方々との交流。出雲駅伝では驚くべきことに女性の応援団長と一緒に大きな声を張り上げた。時間的にはかなり辛いものもあったが、内容は遥かに得るものが多かった秋であった。自分なりによく頑張った、と心愉しんでいる。
しかしながら校友会の果たすべき課題は山積している。良くやったと自己満足している暇はない。現役学生の就職活動支援は着手して間が無く、来年度には定着させること、2013年には校友会設立120周年を迎え、その記念事業の準備など数え上げたらきりがないほど校友会としてやるべき事がある。その為にも内に脂を蓄え、次への体力と知力の備えとしたいものだ。錦秋の候にもの思うこの頃である。